一昨日、金曜日のこと。

この日は朝から随分と雨が降っていて、出掛けるのも相当億劫だったのだが、浜松まで出張した。仕事なので仕方ない。

ザーザー降りだった雨は昼過ぎにはピタリと止み晴れ間が出てきた。朝から暖かい…というよりも、雨による湿気もあって「ぬるい」日だったが昼過ぎには暑いくらいの気候となった。

この3月は寒く感じる日が多く、「3月になったのだからもう着るのはよそう」と決めていた脱フルコースも数回着るような寒さだった。

例年、春になってもダウンを着ている人を見かけるが、あれはなんだかみすぼらしく見えるし、まずダサい。それを他山の石として僕自身にダッフルコート禁止令を出したのだが、それを簡単に撤回して「ダサ族」に成り下がる有り様…。

…と言っても、前述の「ダウンダサ族」はユニクロのペラペラのカッコ悪いダウンを着ていることが多く、そのダウンも汚れているものが多い。垢にまみれた感じ。貧乏くさく見え、少なくともお洒落に見えることがない人たちの着こなしなのだから、「季節外れのダウン」がダサいのではなく、そもそも随分ダサい人が「春になっても汚れたダウンを着ている」という光景を僕がよく見るだけなのかも知れない。

さて、浜松では田圃に水が張られているのを見た。僕の住む沼津は田舎だがウチの近所には田圃を見かけないし、仕事中の移動で田圃の中の道を車で走ったりするが、まだ水を張られるような気配はない。

この日、気温が急に高くなったことも影響してか、いきなり春真っ盛りの世界に来たような気がした。