季節について

言いたくない辛辣なこと

タイトル「言いたくない辛辣なこと」なんて、日々の生活においては割と沢山ある。 社会で生活をしているとそんなことばかりだ。「取引先との契約終了」「提案いただいたものへのお断り」あるいは「お客からの要望に応えられずそれを断わる時」など…。 ただ、…

魚屋で感じる季節

沼津に越して来てから、既に半年が過ぎた。なんなら間もなく7ヶ月が過ぎようとしている。 この町にも随分と慣れてきたし、ここで日々を楽しく過ごす方法というのもそれなりに理解出来た。しかし、未だに「魚を食べる」ということにおいては満足のいくスタイ…

好きな花束

一昨日、天城で山葵を買った。この時期にしか出回らない山葵の花であり、僕が一番好きな花束だ。 沼津に来てから割と簡単に良質の山葵が手に入ることに胡座をかいてしまっていて、醤油漬けの作り方がどうもぞんざいになっていたようだ。昨夜は、初心に立ち返…

続 蕨を食べる

昨日の昼間、僕は蕨を茹でた。 蕨という食材を買うのは初めてのことだ。「買わずに摘んでいたから…」なんてトンチ小僧のようなことを言うわけでもない。蕨を買うだけでなく、蕨を料理することも初めてのことだったのだ。 子供の頃は春になるといつでも蕨が食…

蕨を食べる

昨日、出掛けた先で蕨を買った。 蕨という食品は子供の頃は山村…というかド田舎に住んでいたこともあり、春になると祖父祖母、そして父母、一家総出で蕨を摘みに出掛けてよく食べたものだ。 小さな頃は、僕がちゃんと蕨を見つけて摘み取ると祖父やら祖母が大…

一昨日、金曜日のこと。 この日は朝から随分と雨が降っていて、出掛けるのも相当億劫だったのだが、浜松まで出張した。仕事なので仕方ない。 ザーザー降りだった雨は昼過ぎにはピタリと止み晴れ間が出てきた。朝から暖かい…というよりも、雨による湿気もあっ…

続 春らしい食物

数日前、「てんや」で昼食を摂った。沼津やその周辺には「てんや」は存在しない。物質的に便利な都会にいる人には意外に思うことかも知れないが、日本の多くに地方には「都会ではそこらにある店」が無いのだ。 そこで見かけたメニューがこちら。 菜の花とイ…

桃の節句の翌日

昨日は桃の節句、雛祭りだった。嫁入り前の娘を2人抱える父として、彼女らの幸せを祈って雛飾りを用意して、雛アラレやら白酒を支度して慎ましやかに桃の節句を祝った。 …なんていうことは嘘で、娘の幸せを祈る気持ちに一切の偽りはないのだけど、僕のウチの…

今更、発見したこと

毎年思うことだが、今年もあっという間に3月になった。 年が明けてからの2ヶ月は基本的には仕事に追われていた。長時間仕事をしているわけでもないのだが、ずっと仕事のことが気になって、スッキリと心置きなくリラックスする時間などほとんど無かった。 そ…

暖房の効率

今日は比較的暖かな1日だった。冬用のコートを着て出掛けたのだが、夜遅くに帰宅してからも特に暖房をつけずに過ごせている。 先週末からの数日は雨が降ったり、それとは反転して晴れてみたり、そしてまた雨が降ったり…と天候は乱高下だったが連休中は一貫し…

啓蟄を感じる日

「啓蟄」までにはまだ2週間ほどあるが、今日はそんな啓蟄の訪れを感じさせられるようなことがあった。 昨日は2月の割りには暖かったが、一応多少の寒さを感じるような日だった。そして今日はぐっと気温が上がったのだけど、日中は会社でデスクワークをやって…

紙工作

今日、明日は全国的に暖かくなるそうで、僕の住む静岡県では20℃くらいになるようだ。最高気温とは言え20℃の中でコートを着ているのもおかしいが、最低気温は3℃だったりするので、何を着るのがベストなのか迷ってしまう。 立春を迎えてから春が近づいているこ…

ブーツのことを考えていたら…。

「今年の冬は記録的な暖冬だ」とニュースなどが報じているが、僕にはそんなふうにも思えない。 …ということを以前にもこちらに記したが、とにかくこの冬はやたらに寒く感じるし、そのために出不精になりそれがデブ性を招いているという最悪なサイクルに陥っ…

雪の便り

都内に住む長女からの雪の便り。 日中、まさに雪が降っている時に送られきたものだ。これまでの生活では雪を見ることなどほとんどなかったから、なんだか嬉しくもなるのだろう。 立春を迎え、それでも寒さの本番は2月だと分かっていたしその覚悟も出来ていた…

鰯を食べる

節分の夜に鰯を塩焼にして食べた。 スーパーで買ってきた4尾で250円のものだ。形も良く実に美味い鰯だった。弱火でじっくりと焼いた鰯は皮に箸を入れて身を割るとそこから脂が流れ出すほどで、ふっくらと柔らかな身も結構な苦みを持ったワタも旨味に満ちたも…

これも毎年思うこと

今日は節分である。この日を特に楽しみにしているわけでもないが、正月以来なんともだらけた気持ちで過ごしていようとも月日はながれていき、もう春が来ようとしているのだ。気がつくと桃の節句を迎えてあっという間に桜の時期になるのだろう。 こうしたこと…

毎年思うこと

2月になった。沼津では初めてとなる正月を迎えてからもう1ヶ月が過ぎたのだ。 12月の後半に風邪をひいてから体調万全ではない。この3年間、咳と全く縁のない生活を送れていたのに4年目となるこの冬は咳をしどおしである。 そこに加えてこの冬はやたらに寒い…

柚子の再利用

冬至はとうに過ぎているし、もうじき節分を迎えようかという時期なのだが、今日は湯船に柚子を浮かべてみた。 そもそも僕は熱い風呂に長時間浸かって過ごすことが大好きで、熱い湯を張った風呂に4分の3くらいの蓋をして、風呂に浸かった状態でその風呂蓋のう…

冬の寒さ

今週は「この冬一番の冷え込み」というようなことが報じられていた。「この冬一番」と聞くと、この数日が一番寒い期間で、あとはこれ以上に寒い日はない…と思ったりするのだけど、これはこの冬これまでで一番寒い日…という意味で、なにも「あとは暖かくなる…

出世魚

正月を迎えてから既に2週間が過ぎた。2週間なんて言うと「ちょっとの間のこと」のようにも感じられるが、一年間52週のうちの4%を既に過ごしたことになる。 この正月はダラダラ生活だったので、特に正月らしいものも例年と比べると食べずに過ごした。まあ、な…

これも花野菜

この数日、カリフラワーを茹でてそいつにマヨネーズをかけて食べていた。同時に緑黄色野菜というか、アクの強い野菜も身体が欲していた。 正月を挟む休暇の間に特別に怠惰な食生活を送るつもりはないのだけど、なんだかめでたいような気持ちになって普段以上…

「草」を食べる

1月に入って一週間が過ぎようとしている。三が日のうちにスーパーにも出掛けたが、僕のウチの最寄りのスーパーでは1月の2日には早々と「春の七草セット」みたいなやつを売っていた。 「いやいや、1月の2日なんてまだ正月真っ盛りで御馳走を売るべきだろう。…

正月料理について

今年の正月も特に正月らしい料理を支度しなかったのだが、その支度しなさっぷりと言うと近年稀に見るレベルだったように思う。 この数年、煮染めくらいはちゃんと炊いて…って、考えてみると煮染めを作るくらいで、あとは買ってきた数の子を塩抜きするくらい…

2024年の初夢

「夢」というものは、脳の誤作動というかなにかの覚え違いとか思考のバグみたいなものだと思っているのだけど、たまには思いもよらぬ面白いことや悲劇的なことが起きたりするので、それはそれで興味深いものだと思う。 昨夜、元日から1月2日にかけてみるもの…

冬らしいこと

今日から冬期休暇をとっている。会社の公休は年末年始の5日間だが、それより3日早い休み入りである。 8日間もの休みがあるから夏ならば旅にでも出るのだろうが、事件事故やらトラブルが起きると出社せねばならない当番の日も幾日かあるので、僕は休暇の殆ど…

わさびの新芽

昨日は伊豆南部に向かった。伊東を経由して河津〜下田〜南伊豆という具合。 立ち寄った道の駅で山葵を買った。 しなやかな山葵の茎が1把200円。沼津に来てから素晴らしいと思うのは良質で安価な山葵が入手しやすいことだ。これらは沼津で売られている訳では…

梅を干す。

なんだかバタバタと過ごしているうちに今年も12月になっていた。あと一ヶ月もすると正月も明けてしまう。時間の流れの早さにはいつも驚かされるばかりだ。 さて、年末も迫った11月の下旬に僕は梅を干した。今年の夏は住んでいたマンションの外装工事があった…

2023年の冬支度

僕が住み始めた沼津という町は風が強い。これにより体感温度は下がるのだろうが、全国平均で見ると暖かな町である。 …と言ってみたところで冬の寒さに凍える必要はないし、変な我慢などして風邪をひくほど馬鹿なこともないと思っているので、やはり冬支度は…

冬に向けての準備

今年というのか、今、白菜が豊作だということをテレビでやっていた。そこと直接的な関係がどこまであるのか分からないが、先日、スーパーで白菜が随分と安くなっているのを見つけて、早速漬物にした。 「漬物にした」などと書いたが、塩に漬けただけてまだ白…

2023年の中秋の名月

引越のバタバタで大して興味も持っていなかったが、夜のニュース番組を見ていて「今夜の満月が中秋の名月」であることに気付いた。 新居のベランダに出てみると、我が家を挟み込むようにそびえている隣家のマンションの合間に満月が見えた。 写真を見るとた…