季節について

怠惰に過ごした11月が終わる。

まもなく冬になるな…なんてことを考えながら、なんだか外での会食の多い日々を過ごしていたら、11月も本当に終盤になっていた。 この11月は酒を飲みすぎており、なんだか体調が良くないな…と「生活リズムにおけるボタンの掛け違い」みたいなことを後ろめたく…

晩秋のベランダ菜園

昨日と今日は暖かかったが、その前は寒かった。 今週に入ってから、僕は布団を温かなものに変えていたし、スーツの上にもペラペラなものとは言え上っ張りを着るようにもなっていたので「防寒の点から見る秋のギア」もトップギアに入れていた。 それにしても…

「脂の乗った」鰹

曇り空でなんだか寒々しい今日は朝食に鰹を食べた。つい今さっきのことだ。 数日前に美味そうな戻り鰹が売られていたので買ってきたのだけど、買った日もその翌日も「あれだけ高まっていた鰹欲」が失せてしまい、昨夜になって鰹を食べた。 脂の乗った戻り鰹…

深まる秋

仕事が休みの今日は夏物の洗濯をした。 「夏物」と言っても今日、洗濯したのは半ズボン。ゴールデンウイークから半ズボンを履きはじめ、だいたい10月いっぱいまで履いているのだから「夏物」と呼ぶよりも、僕にとっては「暖かい半期用」の衣類である。 この…

秋の休日

昨日のことを記す。 「文化とはだいたい無関係な一日」を過ごした翌日は、朝からプランター菜園の手入れをしたり、ラッパの練習に出掛けたりした。特に文化的なことでもないが…。 今日の練習スタジオ…って、単なるカラオケ屋なのだが、僕はこのところ、休み…

カボス

秋になるとカボスやらスダチを買う。今週頭のことだが、僕はカボスを4玉150円で買ってきた。 このブログにもよく書くが「大分ではカボスはわざわざ買うものではない」とのことだ。これは大分出身の僕の友人による情報なので、そのまんま受け入れてはいけない…

「暑さ寒さも彼岸まで」

彼岸の中日の昨日も暑い一日だった。朝から強い風が吹いていたが、一昨日の夜から降った雨によって涼しくなることなどなく、ただただ湿度の高いぬるくて不快な風が吹いていた。 昨日は日中もエアコンをつけて過ごし、夜になって窓の外の気温をチェックしてみ…

季節外れの白菜漬け

春の終わりくらいから「胡瓜、青紫蘇、生姜」による青柴漬を何度も漬けた。 そもそもの柴漬というものが「紫葉漬」と表記すべきものだと思っているので、それは紫であることが本来の色合いだ。赤紫蘇を用いた正調の紫葉漬がいいのだが、紫蘇を買ってくるのが…

『月見』について思ったこと

今日は中秋の名月とのことだ。 小さな頃に「今夜はお月見の日だから…」とおばあちゃんが団子などを支度していたことがあったのも朧気ながら覚えているが、特に改まって月見をしたことはそんなにない。 大人になってから、何か理由をつけては酒を飲んだり遊ん…

秋の新作

新発売されるお菓子やら、レストランの秋の新メニューみたいなものは特に興味がない。この時期になると「月見◯◯」みたいなのがファストフード店で宣伝されているが、アレにも興味が湧かない。 中秋の名月を楽しむのは風流なことだと思うが、目玉焼きを食べる…

高津川の鮎を食べる。

鮎は初夏の味…という人も多いだろうと思う。 鮎釣りが解禁されるとニュースになるし、川の近くの夏場の観光地に行くとファストフードのフランクフルトのように鮎の塩焼きが売られているのを見かけることもある。 この夏(と言っても梅雨の明けない7月の頭)に…

青い豆の季節もそろそろ終わる…。

このブログにも何度も書いているように思うのだけど、僕は青い豆が好きだ。 直訳した「グリーンピース」はもとより、初夏の空豆に始まり、夏の枝豆、そして秋の始まりの頃に食べる茶豆(と言っても僕の中では枝豆という範疇の食物なのだが…)、その他、豆より…

8月も終わる

この夏に買った18切符はまだ2日分残している。この土日に利用したいと思っていたのだが、ノロノロ台風のせいで今日も始発から東海道線は運休という状態…。 今年になってから少しでも天候が悪いとやたらに列車を運休させるようになった。なんの規定変更があっ…

夏休みの終わりに

僕の(仕事における)夏季休暇は先週で既に終わっている。そして今週の頭から仕事に復帰して「日常生活」を再開しているのだけど、やはりお盆の期間は仕事の忙しさも和らぐ。 日常生活とは真逆になるような「夏旅」を存分楽しみ、僕の休暇など関係なくやってく…

梅を干す 2024年版

昨年の夏は「18切符で東北に旅に出ていたり」「ベランダが封鎖されたことに閉口したり」しているうちに、9月の頭には沼津への転勤辞令でたり…そんなことでバタバタしていると完全に梅を干す機会を逸していまい、冬になってから梅を干すような有様だった。 去…

【夏旅】東西での時間差

18切符を使って旅をすると「日本も広い!」と思う。そうした広さを体感するためにチンタラ旅行に出掛けるのだけど、鈍行列車のスピードというか、田舎路線の便の少なさとか乗り継ぎの待ち時間とか、そして待っている駅周辺の何も無い寂れ方などには閉口する…

紫蘇の旬

紫蘇なんてものは年中スーパーに売られているし、僕も年中買っていたし、四季を問わずにいつでも美味しいものだと思っていたし、とにかく季節感とはそんなにも関係のないもののようなつもりでいた。 ただ、ベランダ菜園で自作するようになると買ってくること…

勇み足

「2024年の土用の丑の日」が7/24であることは知っていたのに、どういう訳か「今日(7/23)が丑の日」のように勘違いしていた。お恥ずかしい…。 これに気がついたのは通勤途中に「鰻を出す店の張り紙」を見てから。写真は帰り道に撮ったものだけど、朝の出勤途…

土用の月曜日

季節を大切に生活したいと本気で思っているが、「土用」なるものが何なのかよく分かっていない。 世間では「土用の丑の日」に商業的な照準を合わせた鰻の販売促進キャンペーンが展開されているから、僕は「この時期にわざわざ高価になった鰻を食べてはいかん…

2024年夏のスパゲッティ

昨夜は酒を飲まずにメシを食べる日。休肝日というと聞こえはいいが、金曜日に飲みすぎていたため、酒がそれほど美味くないだろう…ということでのメシの日である。 酒も飲まないのなら、いっそ夕食も本当に軽いもので済ませてしまえば多少は痩せるのだろうけ…

やつがきた!

今朝、ついさっきの出来事だ。 そろそろ梅雨も明けそうだ。新聞を取りにドアを開けたところ、「夏の朝の匂い」がした。これは僕の捉え方であり僕の表現なだけなのだが、間違いなく「夏の朝の匂い」というものは存在する。 ああ、夏も本格化してくるか…と思い…

蒸し暑い日

「海の日」を含めたこの三連休は特に大きなイベントもなく過ぎていこうとしている(これを書いているのは7/15(月・祝)の19時過ぎである)。 一昨日は静岡に出掛けて、昨日の夕方からは複数人で酒を飲んでいた。そして今日は朝から仕事に出掛けて、昼下がりから…

農協の野菜

昨日は朝からお客さんのイベント挨拶があったので静岡まで車で向かった。30分くらいの挨拶のためだけに片道60分以上の運転をするのも馬鹿らしいので、静岡に行く時は買い物することが多い。 昨日買ってきたのは、枝豆、オクラ、ピーマン、椎茸。椎茸は季節感…

梅への過保護ぶり

梅雨に入ると何かのスイッチを入れたかのように湿度が上がった。部屋の中が不快なので1週間くらい前からエアコンをつけ始めた。 雨が降る中で(と言っても降っているのは屋外で、僕は部屋の中で)梅の世話をする。 漬け込んでから10日くらいになる「塩漬けの梅…

胡瓜を漬けまくって、梅の世話をする夜

漬物に「日和」などないと書いておいて、その舌の根も乾かぬうちにまた漬物のことを書く。 今日は昼間に青柴漬けを漬物器から上げたので、早速次の青柴漬けを漬け込む。昨日買ってきた胡瓜が少しでも新鮮なうちに加工しておきたいからだ。 安価に買い求めた…

夏至

夏に至ると書いて夏至。よくできた言葉である。 今日は夏至なのだけど、特に日中の日が長いようにも感じないし、それは今年に限らず毎年のことだ。やはり梅雨時期になると天気も良くないから、純粋に日照時間を感じ取れなくなのだから仕方のないことだ。 今…

この時期

今年もアメリカンチェリーの季節がやってきた。何もアメリカンチェリーではなく、サクランボの季節なのだけど、僕はアメリカンチェリーを好きなので敢えて「アメリカンチェリーの季節」という。 沼津に来てから取引先に会社のOBの方がいる。優しい先輩だった…

青い豆の季節

今年は春らしい暖かさになるのも遅かったように思うし、僕の食卓に春全開の献立が上るのも例年と比べると遅かった。 春から夏にかけての美味いものとして、僕は「青い豆」を挙げる。なにもこれが代表格な訳ではないが、4月から夏の盛りに至るまで僕の食生活…

続 春のごちそう納め

昨夜の献立。 胡瓜と人参の糠漬け、青柴漬け、トマトと紫蘇のサラダ、枝豆。 枝豆は今季の初物。例年、空豆が終わり夏らしくなってきてから枝豆を食べているように思う。梅雨の鬱陶しさから残暑が続く頃まで。7〜9月まで目一杯食べるので、9月頃には完全に飽…

「いい季節」の思い出

今日は朝から御殿場〜小山にかけて出掛けていた。 僕の住む沼津も全国平均では便利な町の部類に入るのかも知れないが、やはり御殿場あたり足を伸ばすと沼津よりも牧歌的な光景も増えてきて、仕事の用事での訪問ではあったが楽しい時間だった。 農村の水田や5…