刺身の茶漬けを食べる

随分と久しぶりに刺身の茶漬けを食べた。数日前のことだ。

刺身の茶漬けを食べることは、もう何度もこのブログに書いているし、厳密に言うと「茶漬け」ではなくて「湯漬け」を食べている…ということまで何度も書いているような気がする。

 

大振の茶碗によそった白飯に熱いお湯をかける。これだけでお湯には米の甘みが出る。なんだか仄かに甘いお湯を飲み、サラリとほぐれた御飯をサラサラと啜る。

最もシンプルなお湯をかけただけの湯漬けに少しずつ具材を加えていく。白菜漬〜青柴漬、そして刺身に山葵漬。

こうしたメシを娘に説明しながら食べさせ、その後日、まだ残していた刺身を僕が湯漬けにして食べた。

 

世の中には色々な御馳走があるのだけど、僕が一番好きなのものは刺身の茶漬けなのではないか?と思うことがある。

カレーライスを食べたり、トンカツを食べたり、僕が好きな料理も沢山存在するが「刺身の茶漬けを食べる時…というか、刺身の茶漬けを支度して、その美味しさについて喋るっている時が一番幸せそうだ。そんな姿を見ると、この人は本当に刺身の茶漬けが好きなんだなあ…と思う」というようなことを娘に指摘された。

全くそのとおりだ。僕もそう思う。