先週もその前の週も土日はよく晴れていて本当に気持のいい日が続いていた。
こちらのブログにもそんなことを記し、この気候が少しでも長く続けばいいのに…と願っていたのだが、そんなふうにうまくいく訳もなく、早速蒸し暑かったり雨が降るようになってきた。
雨については「梅雨のハシリ」のようであるし、蒸し暑さについても「ある意味今の日本においては当たり前のような夏の気候」が遂にやって来たようである。気持のいい気候の儚さに今更驚きはしないが、それでも淋しく感じる。

10日くらい前に摘芯をして葉っぱの少なくなっていた紫蘇にも再び葉が茂ってきた。摘芯した時にはスカスカになっていたのだが、数日のうちに僕の目論見通りに低い位置の茎から二股に葉が生え始めている。背を高くせずに多くの葉を茂らせたいという狙いは今のところ順調だ。
摘芯した葉と茎を用いて漬け込んだ青柴漬けもイイ具合に育っている。

上がってきた水のうえに水垢のように張っているのは乳酸菌の死骸というか残骸のようなものである。こいつが膜を張ってくるというのは漬け込んだ野菜が腐敗せずに順調に乳酸発酵を始めていることの表れである。
今では各種漬物を平気で漬けられるようになった舎弟も昔はこうした乳酸発酵の膜を見て「これ、腐ってますよ。こんなものは食べられません…」なんてタワケたことを言っていた。腐敗と発酵は知らない人から見れば同じように思うかも知れないが全く違うものなのだ。
雨に濡れた紫蘇の葉を眺め、乳酸発酵が進んでいる漬物を見ていると今年はまだ辣韮を漬けていないことが気になり始めた。しばらく前からマーケットに辣韮が並べられているのを目にしていた。そろそろ辣韮の仕込みに取りかかっておかないとこの先一年分の辣韮に困ることになる…。次の週末には辣韮を買った方がいいのだろう。
食卓に並ぶ品も随分と夏らしくなってきた。冬の間にはあれほどよく食べた湯豆腐も懐かしく感じるほどだ。
「僕が東京に住む期間」というものは決められている訳ではないのだが、僕の中ではせいぜい2年なのだと思うようにしている。その仮定に従うならば、既に3分の1の時間が過ぎたことになる。
都会での息子との二人暮らし、そこでしか得られないものは沢山あるのだろうけど、まだまだ「やるべきこと」や「やっておきたいこと」は沢山残っている。
季節が移って行くことを感じ、そのタイミングでやっておくべきことも色々と見つかるのだけど、取り残しのないように日々の生活を大切にせねばならん…と改めて思う。