続 天麩羅について

今日、天麩羅について思うことを記したばかりなのだが、気になるウェブ記事を見つけた。

f:id:datetaira:20200725131425j:plain

「作ることを面倒だと感じる料理」ランキングだ。


少し前から「ポテトサラダくらい自分で作れ!惣菜を買ってくるんじゃない!」というようなネットでの意見について賛否両論、様々な意見が出ている。

人のライフスタイルは様々だから、いろいろな意見があって然るべきだとも思う。料理が得意な人も苦手な人もいる。楽しいと思うことも千差万別だ。食の好みもいろいろある。

それにしても、こうした記事やら意見を目にすると、既に日本人の大半が料理をすること、そして料理したものを人に食べてもらうことに喜びは見い出せていないのだろうと思ってしまう。こうした意見が世の中を賑やかすことは、料理が下手だったり嫌いな人にとっては、非常に都合の良い免罪符のようになるのだろう。


何度も言うが「人それぞれ」だ。
非難されるべきは、そうした価値観を興味のない人に押し付ける行為であって、料理することそのものを非難するような意見には閉口する。

外で食べる料理の美味しさとウチで食べる料理の美味しさは違う。プロの料理と家庭料理の違いというか…。

時間が惜しいから出来合いのものを買って食べる。そうしたことも必要であるが、その必要性と家庭料理をすることの意義を蔑ろにすることは違う。


人に押し付けるつもりはないが。身近な人間には料理の意義や楽しさを感じて欲しいと思う。