ああ 夏休み

昨日は冷蔵庫の整理を行った。
食べられるものは食べて、食べきれないものは冷凍庫へ。

数日前に芽を出したイタリアンパセリも水をたっぷりかけたうえで、日陰に移動させておいた。これですぐに枯れることはない。

最小限の着替えと文庫本とスマホを持って始発列車に乗り込んだ。

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どこに行こうか?とりあえず今日の行く先はだいたいあたりを付けた。しかし、途中どんなふうに気が変わるかは分からない。何の予約もしていないのだから、気の向くままにふらりと旅をする。


去年はお盆にふらりと旅に出た。
都心に住んでいたこともあり、列車に乗って2時間くらいしてから広々とした一軒家の住宅や田圃や畑が見えた。

そんな風景を目にして、田舎者である僕はこうした田舎の風景を見て、そしてそんな環境にも触れることでリラックスするのだと、今更のように気が付いた。心の中で強張っていたストレスのようなものが、一気にほぐされるのを感じた。



今朝、ウチを出てから既に数時間が経っている。車窓からはのどかな風景が目に入ってくるが。去年のような一気にストレスが融解していくような衝動のようなものはまだ感じない。

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これは現在の僕がのどかな地方都市に住んでいることもあるからだろう。生活文化圏としては、割と慣れ親しんだ範囲での移動だからかもしれない。

しかし、少しずつではあるが、頭の奥にあるコリが緩み始めているのを感じている。車窓からの景色をボーッと眺めながら、心が弛緩していく。朝日の中、そんなリラックス列車は進んでいく。