本日より10月

月の名に因んだ名曲の多い9月もあっという間に終わり、今日から10月である。月と言っても「Moon」ではなく「Month」の方の「月」のことだ。

神無月、そしてオクトーバー。
神様が長期出張で不在にする間はビールを飲んで楽しくすごそう!という月間だ。


勤務先ではクールビズが昨日で終わる。
今日からネクタイを締めて上着を羽織って出勤するが、今日が秋らしく涼しい一日になるようで良かった。
10月になっても残暑を感じるような年もあるが、衣替えの初日がそんな日だと出鼻を挫かれるような気がする。

タイミングも重なり、今年の中秋の名月も今夜だ。
何がいいことでもありそうな10月の始まりだ。
生憎の曇り空で月は見えないのかもしれないけど。


昨日と今日では月が変わったというだけに過ぎない。
それでも新しいことに挑める気持ちになることは大切だ。ちょっとした気持ちの抑揚、幸せに思うことや悔しく思うこと、おいしくかんじらたり、心地よかったり…。そんな小さなことの積み重ねで一日が成り立っているのだから、たかが月が変わるくらいのことでも、しっかりと捉えておく。


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この数年、中秋の名月の時期が近付くと飾っている手拭い。これを見ながら、先日、身近な人たちに「百人一首の月の句」を引用したメッセージを送ってみた。百人一首についての反応などしてくれない者が大半なのだが、一部の貴重な人は他の句を引用した返信をくれたりした。
百人一首をどれ程知っているかで、その人の人生が大きく変わるのか?その効果を検証するつもりはない。
しかし、そうしたやり取りが出来る事は「生活を大きく楽しむ事が出来るか?」という人間力の一つなのだと強く思う。