秋の喜び

すっかりと秋だ。
この時期になると楽しみにすることが多い。

f:id:datetaira:20201003151817j:plain

そのうちの一つが新米を食べることだ。

今日、田舎から新米が届いた。
僕の実家は田舎にあるだけで農家ではないのだが、親類の作る米を毎年いただいている。

多くの米を食べ比べている訳ではないが、この米は本当に美味いと思っている。いつだか随分と前に、めちゃめちゃ高価な魚沼コシヒカリを買って食べてみた時は、そちらのほうが美味いと思った気もするのだけど…。


袋一杯にもらったものは、だいたい翌年のゴールデンウィーク明けくらいまでかけて食べる。おっさん一人が食べる早さとしては割と早いのではないだろうか。お客もよく来るし、基本的に昼飯も弁当を自炊をしているからきっとそうだろうと思う。

酒を飲むのが好きで、酒と米はそんなに相性も良くないと思っているから、新米が美味しい時期には酒と米をどちらを選ぶのか迷う。その結果、酒を飲んで、それでよしておけばいいのに、その後で御飯を食べたりする。だから太る。天高い秋に肥えるのは馬だけではないのだ。

また、平素はなるべく麦を混ぜた麦シャリを食べるようにしている。しかし、新米の美味しい年内のうちにその新米に麦を混ぜて炊くことなど許されようか?

そんな気持ちから銀シャリを食べる頻度も増加し、体重も増加するのである…。


迷いの多い秋になるのだが、これも美味いものが目の前にあってのこと。少しでも美味しくいただけるように気を張ることの増えることが、秋の喜びでもある。