桜の葉

昨日は雨の一日だったが、今日は一転して青空。
ただ、昨日の雨で地面が冷えているためなのだろうか?春の陽気と言うには少し肌寒い気候だ。


今日は朝から農協に出掛けた。
春の山菜と呼ぶようなものは蕨が少しあるくらいで、あとは野菜ばかりだった。

農協から戻って、少し冷たい風が吹く中、桜の葉を摘みに出掛けた。近所の神社と道路の側にある緑地帯の桜の葉だ。

先日、桜の花を塩漬けにしたが、この時の桜の薫りがとても良かった。可憐な花弁のような華美な薫りではない。桜の力強さと泥臭さを感じるようなやつ、そう、桜餅の葉っぱの薫りだ。

桜餅を作る予定はない。そして作るつもりもない。しかし、桜の葉を塩漬けにしてみる。あの薫りは春を待つ、そして桜を待つ頃に料理に添えて食べてみるとグッとくるはずだ。



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※桜の花は枝の先から咲くが、幹から直接咲いているものも見かける。他の桜の花は散って既に青く小さな実を付けているものもあると言うのに、呑気に咲き誇っている花を見つけた。浮世離れしていると言うか、世の中の流行りには無頓着と言うか…。人目を気にせずに我が道を行くスタイルのように見えて、とても可愛らしく思えた。