datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

漬物

2024年 冬の漬物

久しぶりの休日の今日は朝から冬支度をしていた。そう言えば、先週は土曜も日曜も仕事に出掛けていたので、ユルめの仕事だったとは言え、そんなこともあって疲れを感じていたのかも知れない。 今朝は冬用の靴下(ハイソックス)を買いに出掛ける前に、残りもの…

「脂の乗った」鰹

曇り空でなんだか寒々しい今日は朝食に鰹を食べた。つい今さっきのことだ。 数日前に美味そうな戻り鰹が売られていたので買ってきたのだけど、買った日もその翌日も「あれだけ高まっていた鰹欲」が失せてしまい、昨夜になって鰹を食べた。 脂の乗った戻り鰹…

紫蘇の実の醤油漬け

紫蘇の実を食べた。 少し前に「紫蘇の実は特に好きなわけでもない」というようなことをここに記したのだけど、紫蘇がやたらによく育つものだから、その実を醤油漬けにしてみた。 一月くらい前から花を咲かせ始めたプランター菜園の紫蘇も満開を終えた。全て…

肉の燻製

今週は肉の燻製を作っていた。 「作る」と言うほど手間のかかるのでもなく、僕が特に世話をする訳でもないうちにインスタントの燻煙剤(バルサンみたいなのではない、燻製チップのお線香のようなもの)が仕上げてくれるお手軽燻製だ。 ソーセージやらベーコン…

山葵を漬ける。

今日は山葵を漬けた。 「乳酸発酵するものこそが漬物だ!」と思っているから「発酵を伴わない山葵漬」は漬物をこしらえるという作業としては僕の中では格下の作業なのだけど、その美味さ(…というか僕の好みなだけなのだが)においては、一番好きなものではな…

2024年の新米

しばらく前に買った新米が驚くほど不味かった。水加減や浸水時間、メシの炊き方…そんなもん30年以上特に間違えることもなくこなしていたが、何かの炊き方が悪いのか?と思ったくらいだ。 結論としては「アレ(静岡コシヒカリ)は新米と偽った古米だったのだ」…

青唐辛子の用途

しばらく前に農協で売られていた青唐辛子を買っていた。 全国各地にある農業の直売所みたいなものは、それぞれに流通経路の差はあるのだろうけど、そんなことを調べたりせずに、僕は「農協というところは基本的には青果市場を経由しない分、新鮮で安価な地場…

季節外れの白菜漬け

春の終わりくらいから「胡瓜、青紫蘇、生姜」による青柴漬を何度も漬けた。 そもそもの柴漬というものが「紫葉漬」と表記すべきものだと思っているので、それは紫であることが本来の色合いだ。赤紫蘇を用いた正調の紫葉漬がいいのだが、紫蘇を買ってくるのが…

梅干しの副産物

塩漬けの梅を干したあと、梅を漬け込んだ赤紫蘇も干した。数日、干したところで外気の湿気も高いのでカラカラには乾かない。最後は冷蔵庫に入れてカラカラに乾燥させる。 乾燥させたものはフードプロセッサーで細かく砕き粉末にしておしまい。ふりかけにする…

梅を干す 2024年版

昨年の夏は「18切符で東北に旅に出ていたり」「ベランダが封鎖されたことに閉口したり」しているうちに、9月の頭には沼津への転勤辞令でたり…そんなことでバタバタしていると完全に梅を干す機会を逸していまい、冬になってから梅を干すような有様だった。 去…

帰宅してから

旅から自宅に戻るとほっとするが、いつもの日常に引き戻された気がしてとても寂しくなる。これも旅が楽しかったことの証拠のようなものだから「いい旅だった」と捉えよう。そうしないと明日からの仕事が本当に嫌になるから。 帰宅して本当に普通のメシを食べ…

土用の月曜日

季節を大切に生活したいと本気で思っているが、「土用」なるものが何なのかよく分かっていない。 世間では「土用の丑の日」に商業的な照準を合わせた鰻の販売促進キャンペーンが展開されているから、僕は「この時期にわざわざ高価になった鰻を食べてはいかん…

いつもの日常に梅の世話をする

梅を塩漬けしてから多分一ヶ月くらい経ったのだろうか?折に触れて世話をしている「高価な今年の梅」に赤紫蘇を加えた。 日々、それなりに梅に対して気を掛けているのだけど、そのうちに赤紫蘇を入れて色と香りを付けねばならんな…と軽く考えているうちにス…

今年の辣韮

ゴールデンウィークから暫く経った頃、辣韮を漬けていた。下処理をして塩をまぶしておくだけの作業だから、偉そうに「辣韮を漬けた」なんて言ってみても、僕の作業自体など大したものではなく、自然発生した乳酸菌による作業である。 まあ、漬けてからしばら…

梅への過保護ぶり

梅雨に入ると何かのスイッチを入れたかのように湿度が上がった。部屋の中が不快なので1週間くらい前からエアコンをつけ始めた。 雨が降る中で(と言っても降っているのは屋外で、僕は部屋の中で)梅の世話をする。 漬け込んでから10日くらいになる「塩漬けの梅…

胡瓜を漬けまくって、梅の世話をする夜

漬物に「日和」などないと書いておいて、その舌の根も乾かぬうちにまた漬物のことを書く。 今日は昼間に青柴漬けを漬物器から上げたので、早速次の青柴漬けを漬け込む。昨日買ってきた胡瓜が少しでも新鮮なうちに加工しておきたいからだ。 安価に買い求めた…

漬物日和

日和なんて言葉を用いたが、漬物に特に適した日などない。梅干を干すのに梅雨明けのカラッした朝が涼しく昼が暑い日などは「漬物日和」とも言えるのかも知れないが…。 ただ、このところ漬け物に適した食材がちゃんと手に入るし、ベランダ菜園の紫蘇も次々に…

2024年の梅

この間の日曜日から天気は崩れ、それ以来、僕の住む沼津では梅雨入り宣言はないものの、湿度も高く梅雨らしい天気が続いている。明日は晴れるらしいが、今日は大雨でインフラ整備に穴の多い沼津ではそこらかしこに冠水したところがあった。 季節は梅雨を迎え…

伝統の漬物が消えると言うが…

このところ、良質の野菜を手に入れる機会に恵まれているので漬物を漬けまくっている。 パリッとして旨味も濃い四葉胡瓜が安価に手に入ること、そしてベランダ菜園の紫蘇も勢いをつけてきて、紫蘇も買わずに手に入るようになったことによるものだ。 不味くて…

いい胡瓜のある生活

先週のことだが良質の胡瓜を手に入れた。静岡まで出掛けることがあったのでそこの農協で買ったもの。僕の住む沼津で入手したものではない。 触れるとトゲが「痛っ!」と驚くほどに鋭い。表面は白く粉っぽくなっていて新鮮そのものだ。スーパーではまず見かけ…

春の味

春も終わった。一昨日からの数日が夏のような日差しが降り注いでいて気温が高くなったからそう思うのではない。5月は夏なのだ、僕の中では。初夏と言うのが一番正しい表現なのかも知れないけど。 東京には沼津から色々な食物を持ってきた。特に沼津らしいお…

好きな花束

一昨日、天城で山葵を買った。この時期にしか出回らない山葵の花であり、僕が一番好きな花束だ。 沼津に来てから割と簡単に良質の山葵が手に入ることに胡座をかいてしまっていて、醤油漬けの作り方がどうもぞんざいになっていたようだ。昨夜は、初心に立ち返…

啓蟄を感じる日

「啓蟄」までにはまだ2週間ほどあるが、今日はそんな啓蟄の訪れを感じさせられるようなことがあった。 昨日は2月の割りには暖かったが、一応多少の寒さを感じるような日だった。そして今日はぐっと気温が上がったのだけど、日中は会社でデスクワークをやって…

捨てる神あれば拾う神あり。

沼津に越してきてから一月半くらい経った頃だったかと思うが、僕は古本屋で一冊の本を買った。それは「まんが日本昔話」の絵本で、常田冨士夫と市原悦子のナレーションが素晴らしい名作アニメである。 僕が幼稚園の頃、おじいちゃんが絵本を買ってくれ、毎週…

年末の作業

昨日の朝、出勤前に梅を干し(第二弾)、蕪を漬けた。 蕪は千枚漬の薄く切ることも出来ないが、多少の厚みがある方が食べた時に旨味が滲み出して来るように感じる。なので特に薄切り技術を研鑽することもなく割と厚めの蕪を毎年漬け込んでいる。 年末、仕事を…

わさびの新芽

昨日は伊豆南部に向かった。伊東を経由して河津〜下田〜南伊豆という具合。 立ち寄った道の駅で山葵を買った。 しなやかな山葵の茎が1把200円。沼津に来てから素晴らしいと思うのは良質で安価な山葵が入手しやすいことだ。これらは沼津で売られている訳では…

梅を干す。

なんだかバタバタと過ごしているうちに今年も12月になっていた。あと一ヶ月もすると正月も明けてしまう。時間の流れの早さにはいつも驚かされるばかりだ。 さて、年末も迫った11月の下旬に僕は梅を干した。今年の夏は住んでいたマンションの外装工事があった…

冬に向けての準備

今年というのか、今、白菜が豊作だということをテレビでやっていた。そこと直接的な関係がどこまであるのか分からないが、先日、スーパーで白菜が随分と安くなっているのを見つけたので、早速漬物にした。 「漬物にした」などと書いたが、塩に漬けただけてま…

山葵を漬ける

沼津にやって来てから、この町で手に入れられることの出来る食材の乏しさにウンザリとしていた。 まあ、過ごす町の利便性なんていうものは「慣れと諦め」も肝心だと思っているから、そんなに期待はしないほうが良くて、なにか恵まれたことがあったならば、そ…

糠床について②

今週の頭のことだが、糠床というか糠漬を再開した。 今の僕の住む環境は手軽に良質の野菜を入手出来る市場がない。まだ見つけられていないだけなのかも知れないが、沼津に越してきて一月になるというのに「これはすぐに買わなくては!」とワクワクするような…