漬物

啓蟄を感じる日

「啓蟄」までにはまだ2週間ほどあるが、今日はそんな啓蟄の訪れを感じさせられるようなことがあった。 昨日は2月の割りには暖かったが、一応多少の寒さを感じるような日だった。そして今日はぐっと気温が上がったのだけど、日中は会社でデスクワークをやって…

捨てる神あれば拾う神あり。

沼津に越してきてから一月半くらい経った頃だったかと思うが、僕は古本屋で一冊の本を買った。それは「まんが日本昔話」の絵本で、常田冨士夫と市原悦子のナレーションが素晴らしい名作アニメである。 僕が幼稚園の頃、おじいちゃんが絵本を買ってくれ、毎週…

年末の作業

昨日の朝、出勤前に梅を干し(第二弾)、蕪を漬けた。 蕪は千枚漬の薄く切ることも出来ないが、多少の厚みがある方が食べた時に旨味が滲み出して来るように感じる。なので特に薄切り技術を研鑽することもなく割と厚めの蕪を毎年漬け込んでいる。 年末、仕事を…

わさびの新芽

昨日は伊豆南部に向かった。伊東を経由して河津〜下田〜南伊豆という具合。 立ち寄った道の駅で山葵を買った。 しなやかな山葵の茎が1把200円。沼津に来てから素晴らしいと思うのは良質で安価な山葵が入手しやすいことだ。これらは沼津で売られている訳では…

梅を干す。

なんだかバタバタと過ごしているうちに今年も12月になっていた。あと一ヶ月もすると正月も明けてしまう。時間の流れの早さにはいつも驚かされるばかりだ。 さて、年末も迫った11月の下旬に僕は梅を干した。今年の夏は住んでいたマンションの外装工事があった…

冬に向けての準備

今年というのか、今、白菜が豊作だということをテレビでやっていた。そこと直接的な関係がどこまであるのか分からないが、先日、スーパーで白菜が随分と安くなっているのを見つけて、早速漬物にした。 「漬物にした」などと書いたが、塩に漬けただけてまだ白…

山葵を漬ける

沼津にやって来てから、この町で手に入れられることの出来る食材の乏しさにウンザリとしていた。 まあ、過ごす町の利便性なんていうものは「慣れと諦め」も肝心だと思っているから、そんなに期待はしないほうが良くて、なにか恵まれたことがあったならば、そ…

糠床について②

今週の頭のことだが、糠床というか糠漬を再開した。 今の僕の住む環境は手軽に良質の野菜を入手出来る市場がない。まだ見つけられていないだけなのかも知れないが、沼津に越してきて一月になるというのに「これはすぐに買わなくては!」とワクワクするような…

糠漬について①

久しぶりに糠漬を始めた。 12年くらい前から、僕は糠床をこしらえてそこに季節の野菜を加えて糠漬を楽しんでいた。それは過去形のことである。 いつのことだが覚えていないのだけど、このブログを振り返ってそれなりに遡ってみると、僕はどうやら2022年の年…

紫蘇を揉む

今年もベランダ菜園には紫蘇を数鉢植えているので、日々の食事に紫蘇を多用している。日本人の一般消費量を知らないが、僕は数倍どころか数十倍くらいの量を消費していると思う。 さて、今日のテーマの紫蘇はそうやって日々食べているやつではなく、梅漬けに…

梅の塩漬け 23年版

日曜日に買ってきた梅を月曜日に塩漬けにする予定だったのだが、一日遅れの火曜日に塩漬けにした。 予定が一日ズレただけだったのだが、果物の追熟においてはちょうどこの一日が熟成と腐敗の分水嶺の手前だったようで、買い求めた際に黄色く色付いていた梅た…

梅を買う

昨日のことだが、梅を買ってきた。 梅雨に入ってからスーパーにも梅が出回るようになり「さあ、今年も梅を仕込む時期が来たなあ…」なんて思っていたら、もう6月も終わるではないか!今年の梅がなくならないうちにと思い、昨日の夕方前にスーパーに出掛けて梅…

梅雨の前に

一週間前のことだが、僕は仲の良い後輩と竹林にいた。 去年初めて取り組んだ「シナチク作り」であるが、多少の失敗はあったものの基本的なコツを掴むことが出来たので今年はスパッと正解のものを作ろう…という次第。 隣町のさらに郊外にある後輩氏の実家の竹…

2023年の辣韮

特に細かな時期は決めていないのだが、今年も辣韮を漬けることにした。 多く作りすぎて翌年まで残したりしないように量も程々にして、パリッと漬けあがったら美味しいうちに人にもあげたりして食べきってしまおう!と考えながら作った去年の辣韮は、作る時の…

続 23年の山葵漬

今年の山葵漬とはすっかりと決別したつもりでいるが、実際にはまだ少しだけ瓶詰めにしたヤツが残っている。今年最後だ!と気合を入れて作った山葵漬は僕の気合に比例して多量だったのである。 この多量の山葵漬の多くは長男長女の下宿に持ち込まれたのである…

愛をこめて花束を

女性シンガーの歌で20年近く前に流行っていたもの歌詞だが、この数日、愛をこめて花束に接していた。この記述は数日前からのことである。 青年期には何度か花束を買ったこともあるが、おっさんになってからは「一般に言うところの花束」はほとんど買うことが…

山葵を漬けまくる

僕にとっての春の味覚の代表格が山葵漬である。 日本には四季折々に美味しいものが沢山あるし、春になると、それは節分の頃から4月の下旬くらいまでの長い期間ではあるのだけど、それはそれは美味しいものに溢れている。 パッと思いつくものを挙げると……。槍…

山葵を漬ける

本当に何度と言うことなくこのブログに書いているのだけど、僕の生活は特に大きな変化もないまま日々が過ぎている。 年間、同じような季節に季節ごとの漬物を漬けて、その季節に対してだいたい同じようなことを感じとり、毎年同じような美味しいものに舌鼓を…

山葵を食べる

山葵という食物を好きだと言うことは、このブログにも何度となく記しているように思う。 刺身に山葵を添えられないくらいなら、そのタイミングで刺身を食べたいとは思わないし、春の限られた一時に出回る柔らかな山葵の花や茎を漬け込んだ山葵漬の美味さは「…

22年のシナチク

今年を振り返り、今年新たに取り組んだことを思い出してみると、そのひとつが「シナチク作り」だった。 年をとってくると色々な経験も増えてくる。すると初めて挑戦することというのも減ってくる。経験の豊富さに反比例することもあるけど、だんだんと面倒臭…

冬支度③

毎年、秋の終わりに白菜を漬け込む。これは年末〜年始にかけて美味しい白菜漬けを食べたいからだ。 白菜漬けは奥深いもので、軽く塩味がついたくらいの浅漬を好む人もいる。市販の白菜漬は大抵のものが塩だけではなく沢山のアミノ酸調味料などの化学調味料に…

オクトーバー

数日前から秋らしい過ごしやすい気候が続いている。 この数日はいよいよエアコンを稼働させることもなく、夜は網戸にして過ごしている。朝方は夏布団を被るとちょうど気持ちよく、本当に過ごしやすい時期になったことを嬉しく思う。 僕は夏の暑さも冬の寒さ…

人の漬けた漬物を食べる。

今回も「前回のブログ記事」の続きである。https://datetaira.hatenablog.com/entry/2022/08/24/220248昨夜、僕は末娘からの差し入れ弁当を夕食に食べたのだけど、そこには漬物も入っていた。弁当容器となったタッパーの片隅、メシの上に乗せられた漬物は中2…

梅を干す

この夏の梅雨明けは早かった。しかし、梅雨が明けてからも梅雨由来でこそないが雨の降る日が多く、カラリと晴れ渡る日とかギラギラな夏の日というのは本当に少ない。もう10日前になるのだが、旅から帰ってきた日の夜風は涼しく、夏らしいのだけど夏の終わり…

【旅の思い出】ものを持ちすぎるということ

息子との二人旅で実家に帰省していた。極力シンプルに暮らすようにしている「平素の僕の生活空間」と違って、実家にはものが溢れんばかりにあり、溢れんばかりというよりも溢れたものに侵食されて本来の生活空間がごちゃごちゃと散らかっている有様だった。 …

2022年の辣韮

5月の20日過ぎくらい、いまから50日くらい前のことだけど、僕は辣韮を塩漬けにした。一月くらい経った頃からそいつを食べているのだけど、乳酸発酵も進んでようやく美味しくなってきた。今年は辣韮を漬けるのは止めておこうかとも思っていたのだけど、半額で…

梅を漬ける

今年も梅雨になり、梅を漬け込む時期となった。僕が初めて梅干を作ったのは一昨年のことだから、今年で3度目のことになる。基本的に年に一度漬けるだけだから「まだたったの3回目」だし、僕が死ぬまでに梅の漬ける回数もそんなに多くはない。これは白菜漬け…

シナチク作りの経過報告

3週間くらい前から正調のシナチク作りに取り組んでいるのだが、その途中経過を記しておく。樽に入れて2週間、ベランダの片隅に放っておいた竹としては無事に乳酸発酵を続けているようだ。重石の下では竹たちが乳酸発酵により繊維を破壊されアクを抜かれ、香…

梅雨入り

関東地方は早くに梅雨入りしていたが、僕の住む地方も先日、梅雨入りした。梅雨入りの前日、僕はスーパーで30%引きになった梅を見つけた。すでに青梅ではなく、追熟してきて黄色くなったものだ。そろそろ梅雨に入る頃だし、今年も梅を漬けなくてはな…。あま…

梅雨のような休日

先週の土日は市民楽団のライブで忙しく過ごしていたので、新鮮な野菜の買い出しには出掛けていない。昨日の夜から雨が降っていて、明け方には止んだようだ。今日は一日雨が降り続けるものだと思っていたので、朝のうちに野菜を買ってくることにした。 4月か…