トンカツ屋に行く

2022年が始まって既に3週間が過ぎた。

正月の楽しい気持ちなんてものはとうになくなっているのだけど、まだ「今年は始まったばかりだ」という気持ちは残っている。

年が明けてから、「今年はちゃんと取り組むぞ!」と思っていた「なんと言うこともないオカズ作り」はちゃんとやっているのだが、「楽器の練習」は何もしていない。楽器をリペアに出したりして、それっぽい気持ちにはなっているが、実際の練習などは皆無だ。三日坊主にも至らず、楽器の練習については「まだ一日目すら」踏み出していない有様だ。

そろそろ「もう3週間も経った!」なんて口先で驚いているだけでなく、焦って実際の行動を繰り出していかないと何もせぬうちに時は過ぎる。褌を締め直さねばならん。


さて、そんな22年の1月であるが、今日は「今年初となるトンカツ屋」に足を運んだ。今朝から一緒に勉強をしていた娘とともに昼食を食べようと出掛けたのである。

僕は滅多に外食しない。自分では外食頻度が少ない部類に属するのものだと思っている。そんな頻度なんて誰と比較するのかによるけど、平日の昼食も弁当を持参することが殆どだし、夕食を外で食べたり飲んだりすることも極たまにしかない。

今日トンカツ屋に出掛けたのは、先日人間ドックを受けた時に近くの百貨店の食事券を貰ったのと、年明けから飽てしまうこともなく勉強を頑張っている末娘を喜ばせたかったからである。

肉も魚もよく食べる育ち盛りの娘はトンカツをとても喜んで食べた。全国チェーンのよくあるトンカツ屋であっても、外の店で食べる揚げたばかりのサクッとしたトンカツは美味しい。

中学生の娘は「学校で『私、トンカツの脂身が大嫌い!』と言う思春期の女友達の発言を聞いて、コイツ、まじでトンカツの旨さを分かってないだろ⁉ならトンカツを食べるなよ!」と憤慨するほどに、ロースカツが好きだ。僕も「人は歳を重ねるとロース派からヒレ派に変わるもの」なのかと思っていたが、それは僕にとってはまだ先のことのようだ。


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カツの美味しさなんて、今更僕が語るまでもない。

勿論、トンカツも美味いけど、トンカツ屋のキャベツが好きだ。この美味しさについては過去にもこのブログに書いたのだけど、今日も遠慮なくおかわりをして心置きなくキャベツを摂取した。

娘と一緒に
「このドレッシング美味いよね。」
「そりゃアミノ酸調味料もたっぷりだからな!」
アミノ酸ってスゴくない?」
「スゴいからィヤバいんだよね!」
なんてことを言い合って、笑いながら互いにもりもりとキャベツを食べた昼だった。キャベツをお代わりして食べたのは僕だけで、末娘は御飯をお代わりして美味そうにトンカツと白い御飯を食べていたのだけど…。


なんと言うこともない…いや、僕においては「非日常でもある外食での昼食」だったけど、こういう一時もとても幸せな時間なのだと思った。