次から次へと虫が来る

ベランダ菜園の作物たちが健やかに育っているのだが、これにやって来る虫どもが凄いことになっている。

クレソンに黒い青虫(黒いので青虫ではないのだが…)が現れたのは一月くらい前のことだった。青々と茂ったクレソンを遠慮食べるこいつらを、毎朝のように見つけ出しては割箸で摘んでベランダの外へと投げ捨てた。

数週間こうした駆除作業を続けるとこの黒虫も姿を見せなくなってきたのだが、今度はアブラムシが大量発生した。

黒い小さなツブツブがネギの茎にくっついているな…と思っていたら、そいつはネギアブラムシというまさにネギを専門的に狙うクソのような虫だった。

ポツポツと姿を見るくらいだったので甘く見ていたのがいけなかった。どうやらこいつは単体で繁殖していくことが出来、数日で育つため、気が付くとネギの茎にビッシリとまとわり付く状況となった。

こうなって来るとネギの中には枯れ始めるものも出始めたので、本格的に駆除に取り掛かることにした。



酢と牛乳!
カッテージチーズでも作るのか?という感じだが、ネット情報によると、これらを使ってネギアブラムシは撃退出来るようだ。

アブラムシごときに牛乳だの酢だの与えることすら勿体無いのだが、可愛がってきた九条葱の将来の方が比較にならないくらい大切だ。芽葱としては食べてきたが、まだ小口切りにして休みにするほど育っていないし、いずれは「ぬた」にしたりすき焼きに入れることを嘱望されている九条葱である。

「いのちだいじに」モードを選択してネギを救おう。ケチくさいことは言ってられない。九条葱が大きく育つことで出世払いで回収出来るではないか!

ということでアブラムシの殲滅作戦に取り掛かることにした。