インスタントラーメンの思い出

ついこの間のこと。
出勤前の朝食に「うまかっちゃん」を食べた。

ベランダ菜園のプランターでは分葱が元気よく伸びているので、毎日のように葱を食べることが出来る。そして、この夏は新生姜を刻んで梅酢にも漬け込んでおいたので紅生姜も大口を開けて食べることが出来る。


僕は極力、化学調味料に頼らない生活を送りたいと思っているが、インスタントラーメンはとても美味しくて便利な食物だと思っている。言ってることがめちゃめちゃなのだけど…。


外の店で食べるラーメンは美味しいものが多いが、300円とか500円で食べられる訳でもないので、安い食物ではない。

体に悪いものの代表格のように扱われるインスタントラーメンだが、この美味しさを覚えてしまった僕にはこいつを完全否定することも出来ないのだ。


さて、僕の子供の頃の思い出だが、幼稚園の頃のある朝、朝御飯にインスタントラーメンが出てきた。仕事に忙しかった母親が朝の忙しさを少しでも軽減させるために本当にテキトーに用意した朝食だったのだと思われるが、そのインスタントラーメンを僕は大喜びで食べた記憶がある。

そのインスタントラーメンこそが、当時発売されたばかりの「うまかっちゃん」だったはずだ。

そもそも、醤油ラーメンも味噌ラーメンも、更にいうと油揚麺と生麺の違いも分かっていない幼児だったが、きっと始めて食べたはずの「白い色をしたスープの豚骨ラーメン」の美味しさは覚えている。