先週の弁当

■月曜日

祝日なので無し

■火曜日

チャーハン

これは先日の記事にも書いた「歓迎しない蒲鉾」を使用したものだ。会社で後輩に不味い蒲鉾をどうすればいいか?と聞いたところ、その後輩は「細かく刻んでチャーハンにすればいい」とのアドバイスをくれた。それに從って調理したものだ。

フライパンにラードを入れ玉子を落としてジュブジュブさせる。玉子が半熟のうちに冷ご飯を入れてほぐしながら炒める。酒を加えて水分を飛ばすように煽り、細かく刻んだ葱と蒲鉾を加えて仕上げる。至って普通のチャーハンだが、チャーハンにしたからと言って不味く蒲鉾が美味くなるものでもなかった。

蒲鉾はそのまま山葵醤油にでもつけて食べるもので、その食べ方は「刺身と同様」なのだ。刺身の中にも全く美味くないものもある。そんなものは「りゅうきゅう」にしたり、バター焼きにしたりすると、不味くて食べられないレベルだったものが普通に食べられるようになる。蒲鉾もこれと同じように美味しくなるのかと思ったのだが、特に美味しくなるようなことはなかった。玉子や葱、そして御飯にまぶされていることでズブズブした蒲鉾の食感が目立たなくなっただけなのだ。

しかし、娘からはこのチャーハンについて「きれいで美味しかった」とのことだった。蒲鉾を捨てずに済み、尚且つ喜ぶ人間がいるというのは嬉しいことである。まだ2本残っているのだけど…。

■水曜日

塩鮭、出汁巻き玉子

先週の連休にバンドのメンバーと新年会を行った。その際に鶏の水炊きを作ったのだけど、その時の鶏の出汁を使用した出汁巻き玉子である。出汁巻き玉子には普通、鰹と昆布の出汁を使うが鶏の出汁で作ると淡い親子丼のようになる。そりゃそうだ。

■木曜日

ちらし寿司と昆布巻+鶏手羽元のスープ

いずれも年末に作ったものだ。ちらし寿司は冷凍しておいたもので、昆布巻は何度も温め直して延命させていたものだ。スープは新年会の時に取っておいた出汁を使用。

これらを食べ終えて、食卓における年末年始も遂に終わり新たな季節がやって来るのである!……って、蒲鉾がまだ残っているのだけど。

■金曜日

カレーライス

翌日からセンター試験なので午前授業となった。今はセンター試験とは言わないのだが、長年親しんだ呼び方を変えるつもりはない。意味は通じるし。

華麗な点数を取れるといいな!と無理矢理なこじつけもしたけど、実情は鶏の出汁(冷めると煮凝りになる良質のもの!)を美味しく消費したくてカレーにしたのだ。

金曜日の昼に我が家に寄ってカレーを温めて食べた娘は、実はその日の朝もそして前日の夜もカレーを食べていたそうだ。「好きだからいいよ」と言ってくれたものの、やはり3食連発のカレーは飽きただろうと思う。