最強寒波がやって来る

「10年に1度というレベルの寒波がやって来る」なんてことが数日前から伝えられている。

今もテレビを見ると「各地が寒い」「そして各地で雪による立ち往生が発生する」なんてことをやっている。

 

ニュース番組は「いいネタが出来た」なんて具合で、台風が来るときのワクワク感のように報道しているように見える。

「10年に1度」なんていう例外的なものなのだ。だったら、「こりゃ仕方ねえ!」と達観して防戦一方になればいいのに、それでも「きっと立ち往生が頻発する」なんて言うのは、達観もせずに、そして滅多にないことが起きようとしているのに「いつも通りのことを無理にしようとする」からだけだ。

古来の百姓が「雪がドカドカ降る日に畑を耕しに出かけて立ち往生する」なんてことはないだろう。更には情報伝達が発達して、数日前から「凄い寒波が来るぞ」なんてことは分かっていることだ。

なのに明日とか明後日のニュースは「この寒波による被害」を楽しそうに伝えるのだろう。

報道することもいいし、それを話題にするのも結構だが、本当に被害を抑えたいのならその情報に向けての支度をしろよ!と、強く思う。