紫蘇の摘芯

ベランダ菜園のことを書く。

暖かくなるとベランダのプランターに植えた植物も元気に育つ。ベランダのですがプランターなんてショボいようにも思うが、僕の日々の生活においては「ベランダプランターあたりが分相応」なのだろう。いつの日か、甲子園球場くらいの広さの自家農園のことでもブログ記事にしてみたいように思うが、そんなことは当分実現しそうにない。

さて、この数年、ベランダプランターで僕とともに過ごしているのが紫蘇なのだが、今年はそいつの摘芯という作業を行った。

大したことのない作業だが、そいつを簡単に説明すると「ぐんぐん伸びる芽を摘み取り、枝葉の成長を促す」という他愛もない作業である。

高さを求めてニョキニョキと伸びる紫蘇の芽を摘み取り、縦ではなく横に成長を促すための「摘芯」である。

摘み取った紫蘇は漬物に加える。

この作業が夏にむけての紫蘇の成長にどれだけの影響を与えるのかは、僕にとっても初めてのことなので判るわけもない。伸びていく紫蘇の先端を摘み取るなんてなんだか勿体ないような気もするが、これはこれで必要なことのようだ。

このところ、これまでよりも力を入れて一緒に勉強している末娘との「成績アップ作戦」においても「急がば回れ、基礎を固めよう」という策をとっている。この「紫蘇の摘芯」という作業もそんな感じなのだろうか?

夏を迎える頃の紫蘇がどんな感じで育っているのか?その頃の末娘の成績はどんな感じなのだろう?

紫蘇と末娘、比較するのも末娘に対して失礼なようにも思うが、ともに僕は最大限の愛情を持って接するつもりだ。両者の成長を重ね合わせて切に祈る。