歴史は繰り返す

昨夜から「夏旅」にむけて、長男長女の下宿にやって来てる。二人とも「おおよそ自活」しているので、時間があればバイトに精を出す「一応の苦学生」として頑張っている。

明日は始発で旅に出よう!と張り切っているのだが、旅の前夜である今夜も22時過ぎまでは二人ともバイトで、下宿に残された僕は一応父親らしく帰ってくる彼らが速やかに夕食を摂れるように夕刻よりゆっくりと風呂に入り、夜からはウイスキーを舐めながら食事の支度をしている。今現在は23時頃なのだが、あと30分もすると二人とも帰宅してくるのだろう。

辛い労働なのかどうかも知らないが、バイトを頑張って帰宅する大学生二人のために、メシを炊いて梅干しを叩いて鰹節とあわせておむすびを作り、鰤を塩焼きにして、玉子焼きを作る…。

「金持ちだけど家庭的な愛に飢えたパパ」のために行楽弁当を甲斐甲斐しく作って、尽くしまくるのだけど結局は捨てられる愛人のようなことをしながら、僕はウイスキーを飲みながら旅の前夜を過ごしている。

 

さて、ガキどもの下宿でこうした炊事をしていると「悲鳴をあげそうになるほど驚くこと」に直面した。ついさっき…というか、この2〜3時間の出来事だ。

…って、こうしてこの記事を書いているうちにガキどもの帰宅時間が近付いてきた。今日の本題は「その驚いた出来事の考察」なのだが、続きは別稿で…。

平素は父親らしいこともしていない僕なので、「今、この時彼らを迎え入れるために最善を尽くす」という偽善者っぽいこともしておかないと帳尻が合わない為だ。続きはまた!