魚市場の様子

昨日は「普段の生活リズム」から大きく逸脱する早起き生活をしていた(厳密に言うと余儀なくされた)のだけど、夜は買ってきた餃子を焼いて大飯を食らってすぐに眠ってしまった。

自分でも呆れるくらい怠惰な年明けである。多分、21時頃には眠りこけていたのではないだろうか。結構眠ったつもりで目が冷めてみると、まだ2330頃だった。とりあえず足りなかった睡眠分を補ったような満足感はあったが、食べ過ぎによる不快感もあり、なんだかやり切れんような気持ちでいたらそのうちに眠ってしまった。

夜のうちに何度か目を覚ましたように思うが、今朝は7時過ぎに目を覚まして「この一つ前のブログ」を書いた次第。

規則正しい生活リズム(朝はもう少し早く起きる)と腹八分目で過ごすという「人として最低限レベル」のちゃんとした生活を心がけねばならない。

さて、そんな反省続きの年明け生活であるが、昨日見てきた魚市場のことを記しておく。

沼津港というのはそれなりに大きな魚市場のようなのだが、仕事で会った方から聞いた話では「相当に死に体」とのことだった。

これは沼津港というか沼津魚市場だけのことではなく、沼津という町の水産産業全般のことのようだ。その昔、水産業が活況で町が潤い勢いの会ったときに先を見ての設備投資などを怠っていたからだ…というのが、その方の意見だった。

その切望に対して僕は数字の裏付けなど根拠や裏付けのようなものを調べた訳では無いが、一住民としてその説は正しいものだと思っている。なんだか、町がくすぶって見えるし、決して景気の良い人たちが多くいる都市には思えないからだ。

肝心の初競りの感想はと言うと、そんな事前知識もあったせいだろうか「こんなもんなのね…」と思うほど、こじんまりとしていた。市場の方に話を聞くと「今日は初競りだから品も多い」とのこと。確かに沼津の魚売り場で僕が目にすることもないくらい多種多様な、そして美味そうな魚は並んでいた。形の良い甘鯛や鯛、そして大きな活きた平目など。

魚売り場に売られていたら「これは凄い!やはり沼津は水産都市なのだ!」と思うほど立派な魚も多く見た。

寂れているのか?凄いのか?

自分でも疑問に思うくらいの魚市場の様子だったのだが、やはり「沼津」という町のイメージが「魚の美味い町」として先行しているのではなかろうか。木を見て森を見ぬ…みたいに考えると、個々には美味そうな魚もあるのだけど、それらを町の中で見ることはないように思う。