夢見

この数日、やけに明確に覚えるような夢を見ている。これは「事業計画書などを踏まえた僕の将来設計」というような夢でなく、眠りこけながら脳味噌のバグの一つとして記憶に残ってしまう儚い夢の方のことである。

覚えることの出来る夢のなんてものは、本当に浅い睡眠をとっていて、本人の潜在意識となにかのバグが面白い感じでミックスされた「本当に夢現(ユメウツツ)」の脳内創作物なのだと僕は捉えている。

そんな記憶も既に朧気なものになり始めているのだけど、一昨日は仕事の先輩たちとなんだか追い詰められるような内容の夢を見た。

僕の睡眠時間の終盤戦、明け方に見たものだと思われる。そんな夢を見ておきながら、自分自身で「あ、これは夢だな…(と思いながら軽く目を覚ます)。…(なんてうちにまた眠って)、あっ!続くんじゃん!なんて思ってるうちに夢の中での続きが始まる…」そんな夢だった。

夢の内容は本当に荒唐無稽なものなのだけど、人物やらその立場の設定は今の僕が想像しそうなものなので、今になって思い返してみても「その想像力」という点では面白いものだった。

 

そして昨日の夢。

これはバンドについて…というか、僕自身がトランペッターとして何かのステージに上らなくてはならないのに、肝心の楽器が見つからない…みたいなやつだった。この時も途中で目が覚めたのに、再び寝入ったら夢の続きを見て、僕は夢の中に居るのに「何なんだよ!この連続ドラマみたいな夢は!」なんて、夢の中で考えていたりもした。

その夢の終盤戦では僕の愛機(赤いトランペット)がチャップリンの喜劇映画のようにプラス機でペッチャンコにされたものを見つけて僕が憤る…というようなものだった。

 

最後は今朝の夢。

この夢には、子役俳優の寺田心君(幼稚園児くらいの年齢)が出てきた。夢の中での彼の立場は「僕の後輩(相当年下の女性)の弟」という設定で、非常に不憫な立場にある姉弟の二人を助けるために奔走する…という内容だった。この夢も大いなる連続モノとなり、僕は途中何度か軽い起床を挟みながら、更には「この明るさならば、まだ5時くらいか?ならば、まだ眠れるよね…」なんてことを考えたりしながらも、眠るごとにその夢は続編があり、最終的には寺田心君もどういう訳か幼児ではなく青少年くらいの年齢になっていて、その年齢設定に夢の中の僕も疑問に思う…というものだった。

 

自分でも「よくもまあ、こんな夢を見て…。更に3日続けて連続モノを見てそれを覚えてるなんて!」と驚く。

そんな夢を見るのも覚えるのも僕のみ勝手なのだけど、この3日の共通点は「同じ服を着て眠っていた」ということだ。

思い立って、3日前からの僕はこのジージャンの味を深めたいと思い、これを着用して眠っていたのだ。

今夜はこれを着ずに寝てみる。今は23:40。間もなく僕は眠るのだろう。楽しい夢を見られますように!