2024年の初夢

「夢」というものは、脳の誤作動というかなにかの覚え違いとか思考のバグみたいなものだと思っているのだけど、たまには思いもよらぬ面白いことや悲劇的なことが起きたりするので、それはそれで興味深いものだと思う。

昨夜、元日から1月2日にかけてみるものを初夢として意識するようになって暫く経つ。4年前から始めたこのブログにも過去に初夢のことを書いた記憶がある。

この年末年始は本当に普段通りというか、普段以上にダラけた生活を送っていたのだが、元日も酒を一切口にせず、昼前から自宅の風呂にゆっくりと浸かり手塚漫画を読み耽り、昼過ぎに自作の中華蕎麦を啜り込み、夕方には漬物のお茶漬けをサラサラと食べて早めに床に就いた。

風邪薬を飲んでいることもあり多分、22時くらいには眠りに落ちたのではないかとと思う。

そんな僕の初夢は「会社の業務を正月からこなす」ものだった。元日の夕方前に北陸地方でおきた地震のことを僕の脳味噌は忘れ去れなかったのだろう。地震による仕事への影響、それに対して対応する僕の姿がそこにあった。

風邪薬の効果で早くに眠りに落ちたのだろうと思うが、脳味噌は半分起きたような状態で、仕事への懸念点を考え続けていたのだろう。

なんだか少しだけ不安なような気持ちで目を覚まし、その瞬間に僕は「これが初夢か!」と思った。初夢に対する僕の意識の強さにも驚くのだけど、その瞬間に僕がとった行為は時間の確認だった。

元日の夜早くに眠ってから、それはダラダラ生活の延長のようなものだったから、そのままダラダラ眠るのかと自分では思っていたのだけど、はっと目が覚めて僕はすぐにスマホで時間を確認した。

時間を確認して、すぐにそれをスクリーンショットに残した僕はそれからすぐに眠った。

夢を見てから朝になって目が覚めたと思っていたので、目覚めた時間がまだ真夜中だったことに驚いた記憶があるし、この驚きの要因である「その時間」を記録に残そうと思っての行為だけど、我ながらこの行為を半分眠りながらも遂行した自分に驚く正月である。

 

この後も僕は夢を見た。

娘たちが遊びに来るので、色々と支度をしなくてはならん!メシは何を作ろう?なんて、そんな支度に追われるような内容だったと思う。

これも半分現実での気に掛けることのひとつなので、元日の夜の睡眠は数日のダラダラ生活がたたって深い睡眠ではなかったのかも知れない。疲れ切っていたのならば夢すら見ずに眠っていたのだろうから。

大したこ話でもないが、これを書き留めておく。今は1月の2日の午後。この後、長女が我家に遊びに来る予定だ。彼女を待ちながら今年初の酒を飲み、元日から今までの出来事をここに記すのんびり正月を過ごしている。