datetaira’s blog

日々の生活で思うこと

福島で食べたもの

福島に一泊旅行に出掛けてから一週間が経とうとしているのだけど、印象的だった福島メシのことを記す。

四国から福島を目指す友人と、東京在住の友人と東京駅で合流した僕たち3人は新幹線と在来線を使って会津若松に向かった。

会津という土地は僕にとって色々と思うことの多いところなのだけど、今回は特にそれについては触れない。機会があればまた別稿で…。

若松に着いた僕たちは道中の列車のなかで朝から酒を食らっていたのだが、塩味(これもシオアジと読む…)の効いた乾き物を摘んだりしながら酒を飲んでいたのでそれなりに腹を空かせていた。

そんな訳で、若松の駅前の大衆食堂に入りビールを飲みながらラーメンを待ち、出された熱々のラーメンを皆で啜った。

このラーメンがどれほどの拘りを持って作られたものなのかは知らないし、後からその製法を調べてみて「そこらの粉末スープの化学調味料の味ですよ」なんてことを知ったところで悲しくなるだけだから余計な詮索はしない。

雪の降る若松の駅に折り立ち、そこからすぐそばにある食堂で旧友たちと食べたラーメンは美味しかった。

本当にシンプルな味のラーメンだが、店の佇まいやそこに集う人たち(僕たちのよう観光客ではなく、そこらに住む人が普段のメシを食べるために来ているもの…と僕たちは捉えている)を眺めながら食べるラーメンなんて「旅情をかきたててくれる効果」により、メチャメチャに美味しく感じるものなのだ。

瓶ビールを飲んで、焼酎の熱いお湯割りを飲みながら食べたラーメンは素晴らしいものだった。

この後、ラーメンとお湯割りで体を温めた観光おっさん3人は若松城に出掛けて夕刻には郡山でまた酒を飲むのだが、夜の郡山で食べたもののことは割愛する。

郡山では御当地郡山に住む友人に加えて山形からの旧友も加わって5人で酒を飲んでいたのだが、とにかく皆で集まったことが楽しくて鮭が進み過ぎた。そんな訳で何を食べたか?などの詳細があやふやなのだ…。

翌日、ホテルのチェックアウト時間ギリギリまでダラダラと過ごした僕は10時過ぎに仲間たちと合流して軽く酒を飲み、11時頃に「郡山を去る前に昼メシとしてラーメンでも食べるか…」ということでラーメンを食べた。

駅から近いところにあるラーメン屋に入ったのだが、ここの売りは「郡山ブラック」というラーメンとのこと。

「郡山ブラック」なる売り文句を目にした「郡山とは縁の浅い僕たち4人」はその売り文句に残念な気持を抱いていた。ブラックって、富山ブラックのパクリか!?なぜ、郡山で富山っぽいラーメンを推すんだよ…って。

やけに腹を空かせていた僕は欲張ってチャーシュー麺を頼んだのだが、醤油色の濃いこのラーメンは見た目とは裏腹にまろやかで美味しいラーメンだった。

他の地域の醤油色の濃いラーメンのことを思い出すと「京都の新福菜館」なども真っ黒なのだけど、そいつは特に「京都ブラック」なんてふうには言わない。

福島郡山のこのラーメンもわざわざ「郡山ブラック」なんて言わなくてもいいのに…。いや、ブラックっいう売り文句が知れ渡ったいる富山のラーメンとは別物なのだから、そいつと混同されかねない押し出し方は不要なのに…。

郡山には滅多に訪れることもない他所からの仲間たちとそんなことを喋りながら、僕は郡山の色の黒いラーメンを美味しく食べてから東京行きの新幹線に乗り込んだ。