秋の鰹

先日、鰹を食べた。

夏に高知を訪れた際、「鰹の塩叩き」なるものを食べた。その美味しさについては、このブログにも記しているので気になる方はそちらを探してみて欲しい。

旅から自宅に戻り、数日のうちにスーパーで生鰹を手に入れることが出来たので早速ウチでも試してみたくらいだ。


それ以来、スーパーの鮮魚売場ではいい鰹が入っていないか探していたのだけど、なかなか生の鰹に出会わずにいた。

そしてこの間の日曜日、ようやくスーパーで高知産の生鰹を見付けた。脂の乗った戻り鰹にである。


f:id:datetaira:20201111210458j:plain

塩をしてしばらく置いて、表面をフライパンで焼くという簡易的な叩きである。藁の強火などは用いない。

しかし、こんなに簡単に作った塩叩きの美味いこと!
前回に続き、娘と二人で食べたのだけど、この美味さを少しでも多くの人に伝え、「塩叩き」がもっと一般的になることを望むほどの美味しさだ。

日本にはまだまだ僕の知らない地元ならではの美味しい調理方法がある。自らの体験で手に入れるこうした知識は何物にも変え難い旅の土産なのだと思う。