旅に出る前に行った支度

昨日までの旅の空の下の夕食とは違い、自宅に戻って本当に旅に出る前と変わらない日常の夕食を摂っている。

これはこれでいいものだが、このあたりの比較についてはまた別の機会に…。


さて、今日はタイトルの通り、旅に出る前に支度をしたことについて記す。

僕が「紫蘇を育てていること」とか「その紫蘇を使う漬物作り」に没頭していることは、既にこのブログに記している。

丹精込めて育てている紫蘇が旅に出ているうちに枯れてしまわないか?それは一つの心配の種だった。

少し水が切れてくるとすぐにしんなりとしてくる「ワガママ娘とか放蕩息子」のような我が家の紫蘇だ。何日の旅になるのか決めていなかったが、直ぐに戻ってくるつもりはなかったので紫蘇の水やりについては心配だった。そこで僕は出発する日の早朝にこれでもかというくらいに紫蘇のプランターに水をかけて出掛けた。

旅に出る前に心配なものに対して充分な(本当にそれが充分であるかは不明なのだけど…)手を打ちながら、子供の頃にテレビで見た映画「ボクは5才」のことを思い出した。

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映画の詳細については別の機会にでも…。
僕が思い出したシーンは、主人公の5歳児が旅(父親に会うための家出)を試みる時に、飼っていたウサギたちに沢山の餌を与えてから、こっそりとウチを飛び出す…という場面だ。

そう言えば、僕が子供の頃は幼稚園とか小学校での「水やり当番とか餌やり当番」があったものだ。誰かしらが面倒を見なくてはならないのだが、当時はそんなに面倒だとは思わず、使命感をもって餌やり等にデカケテイタ様に覚えている。



閑話休題
僕における旅支度としては「紫蘇にたっぷりの水を与えておくこと」、そして出掛ける前には大きな紫蘇の葉はあらかた摘んでしまい、冷蔵庫に残っていた胡瓜と一緒に簡易漬物器にブチ込んでから旅に出た。


旅の間は時折、紫蘇の様子が気になったりしたが、そんなことを心配をしていてもどうにも出来ないし、旅が楽しくなくなるだけだから、敢えてしそのことは心配しないことにしていた。枯れたら枯れたで仕方ないではないか…と!

そんな風に思うようにはしていたものの、やはり気に懸かっていた紫蘇の様子を、旅からの帰宅後にすぐに確かめた。


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………。

心配をしていた紫蘇は全く元気だった。
むしろ、旅に出る前よりもイキイキしていた。


…紫蘇の生命力は凄いのだ。
…そして、僕は過保護なのだ。

これは今回の旅から帰ってよく分かったこと。