宴の支度をする

この週末は舎弟がやって来る。

秋の味覚で一献やろうという目的なのだが、極力厳選した食材で秋を楽しみたい。これは今回に限らず、ある種「普遍的」とも言えるようなテーマである。

ここでの「厳選した食材」というのは何も高価で珍しいものをズラリと揃える…という意味ではない。むしろ、その反対で普通の安価なものでどれだけで贅を尽くせるかというところを狙っている。

そうは言ってみたものの、ついつい、安易に高価っぽい御馳走食材(それでも一般に言えば安いはずだ。実際に高価なものには手が出ない…。)に手を伸ばしてしまうのは良くないところなのだけど…。




f:id:datetaira:20210923185604j:plain

さて、今日は朝から農協に出掛けたのだが、そこに並んでいる野菜の様子もすっかりと秋めいてきていた。

少し前までは沢山あった茄子や胡瓜は殆どなく、だからと言って秋らしい根菜が増えるでもなく、本当に「端境期らしい品揃えの悪さ」であった。

これも仕方ない。路地モノの野菜なんて僕の好みや都合は鑑みてくれない。こちらが野菜の都合に合わせるしかないのだ。


やって来る秋を友と楽しむ宴。
その時にあるものをどれだけフル活用するか?
そこに力を注ぐことはとても楽しい。