カレーライスについて

このところ、このブログで触れることはなかったが、僕はカレーが好きだ。

ホビーとしてちゃんと作るカレー(と言うよりもカレーを作るという行為)も好きだし、一パック88円とか98円とかで買ってきたレトルトカレーも食べる。

外の店でカレーを食べる機会は随分と減った。なぜなら僕の住む町には値段に相応しい美味しさのカレーがないからだ。それでも、先週、どうにもCoCo壱番屋に行きたくなってカレーを食べた。決して不味くはないが美味しさの割には高いので「このチェーンはダメな店だ」と思った。分かっていた事なのだけど…。


昨晩、久しぶりにカレーを作った。

大蒜とクミンをテンパリングして、多量のセロリを刻んで加える。数年前から全く減らなくなった乾燥パセリも一瓶加える。冷蔵庫に残っている豚コマとトマトの缶詰を加えて煮込む。

ここにスパイスを足していけばカレーになるが、多少ドロリとした家庭カレーを食べたかったので、カレーのルーを足して出来上がり。


夏こそがカレーの季節のように言われるし、僕もなぜだかそんな風に思っていた。ただ、カレーの美味さなんて四季を問わないように思うし、僕のカレーの消費量は年間ほぼ一定で大きな変動はないように思う。

それでもなんだか「夏がカレーの季節」と否定しきれないので、その理由について考えてみた。

夏に美味い食べ物といえばやはり野菜である。
太陽による生命力に溢れたような美味しさは素晴らしい。こうした野菜はカレーといっしょの食卓にあげられても共存出来る。

冬には美味しい魚が増えてくる。刺身でも鍋物でも、魚の旨さを確かめているときにカレーは全く合わない。

夏の野菜は力強さを持っていて、香辛料の強いカレーの味付けとも対峙出来る。これが夏にカレーを食べる理由の一つではないか?
そんなことを考えながら、久しぶりの自作カレーを食べた。