今年の夏

立秋はとうに過ぎているので、もうとっくに秋なのだが、8月が終わるまでは夏が終わらないような気がする。

これは子供の頃に習慣付けられた「8月の末までは夏休み」という感覚が抜けないからなのだろう。あるいは「暑さを感じるうちは夏」というような気持ちでいるからなのかも知れない。

そんな8月もいよいよ終わってしまうのだけど、この夏はよく遊んだと思う。息子とも18切符旅行を楽しんだし、旅から戻って来てからはラッパの練習とかジャズに没頭していた。特に上手くもなっていないのだけど…。


8月最後となるこの土日は街角でやっていたジャズフェスを見に出掛けていた。

シロウトの演奏だけど、今の僕が街角で演奏する彼らのように演奏出来るかというと全くそんなレベルになく、いろいろなバンドの演奏は刺激になった。

ただ、バンドとかラッパの練習というものはあっという間に時間が過ぎてしまう。楽しいからなのだろうが、ラッパにかまけていては他のことが疎かになる事もよく分かった夏だった。

ラッパを上手く演奏しようと思うならば、結構な時間をかけて練習する必要があるのだ。

これが良いことなのか悪いことなのか、今の僕にはよく分からない。地に足をつけて取り組まないといけないことも沢山ある。しかし、ラッパのためにある程度の時間も割かなければ「趣味としてラッパを楽しめる」ようにはならない。