コガネムシの季節

これは今朝、我が家のベランダで撮った写真だ。

こいつが何者なのか?分かる人には分かるだろうし、僕のこのブログなんて「これが分かる人」しか見ていない。

やつが現れたのだ!

 

僕のウチのベランダには、僕が管理できるキャパシティを超えそうな量のプランターがあるのだけど、そのうちの一つで僕は「我流での土再生」に取り組んでいた。

「土再生」なんて言うとカッコいいが、なんていうことはない、作物を植えてそいつが枯れてゲゾゲソになった砂利のような土に肥料なんかを混ぜ込んで「再びベランダ菜園に使えるプランター」にするだけの作業に過ぎない。

僕が定期的に野菜を買いに行く農協には肥料も売られている。市販のものと比べると比較にならないくらいに安い。僕はそこで牛糞堆肥とか腐葉土を安価に仕入れてきて、パサパサの土にそれらを混ぜ込むだけなのだけど、最近は出汁を取ったあとの鰹節とか鯖節の出し殻を混ぜたりするし、ベランダ菜園の紫蘇やらバジルの落葉も混ぜ込んで放置している。

そんな自家製堆肥土を時折、混ぜ返してみたり過剰な瑞を与えて発酵を促したりしているのだけど、そんな「混ぜ返し作業」をしていたらアイツが土の中から出てきたのだ。

 

植物の根っことか食物にして育つコガネムシは、何を狙ってまだ何も植えていない「再生土のプランター」に生まれてきたのだろうか?

彼の出生について疑問に思いつつも、僕と僕のプランターにとっては「単なる害虫」でしかないのだから、早速割り箸でつまみ上げてベランダから遥か遠くへとブン投げておいた。