客に振る舞うもの②

さて、酒を飲み倒す夜が続いたのだけど、後半の連休には九州出身の友人と共に酒を楽しんだ。

散々酒を飲んだ翌日、宿酔に苦しみながらも朝から二人で散歩に出掛けて、ある程度酒も抜けてきたところで食べたスパゲッティバジリコ。バジルペーストのスパゲッティである。これはジェノベーゼではない!

https://datetaira.hatenablog.com/entry/2022/06/14/074557

酒を愛する友人は単身赴任を始めて半年が過ぎようかとしている最近になって、ようやくフライパンを買ったそうだ。

これまでメシをどうしていたのか?と尋ねると「完全外食」とのことだった。外で飲むこともあるが、仕事帰りに近くの定食屋で夕食を食べて、帰宅してから酒を飲むのが定番の夕食とのこと。

そんな友人が僕のウチのベランダで育ちまくっているバジルを見つけ(と言っても、友人がバジルを目視してそれがバジルであることを分かるわけもなく、僕が触らせてその匂いを嗅がせて気が付いたのだが……)、「俺、バジルすごい好きなんよ。セブンイレブンにタコとバジルのサラダって売りよるけど、見つけたらまず買うけーね。」とバジル好きをアピールしてきた。

ならばお安い御用!とばかりにこの日は新鮮な自家栽培バジルをスパゲッティにして食べたのだ。

 

そんなバジルも花が満開に咲いており、秋が深まる頃には種が採れ始めるのだろう。その成長を楽みにしている「ベランダ菜園」ではあるが、世代交代が進んでいくことは少しだけ寂しく思う。