カボスの秋

今年はまだ秋刀魚を食べていない。

スーパーの魚売り場で秋刀魚を見てみても特に食欲が突き動かされるような美味しそうな秋刀魚が見当たらない為である。美味くもなさそうなものを「世間的には季節だから…」なんて理由でわざわざ購入するほど僕は馬鹿ではない。

「秋刀魚の秋」が今年の僕にやって来るのかどうか分からないが、カボスはこれでもかと言うくらい例年以上に堪能している。

過日の松茸にもカボスを添えて食べたし、娘たちとの食事においては「焼海苔に白飯を乗せ、そこに醤油を垂らす…という普通の海苔巻にカボスを絞って」喜んでいる。これは末娘の食べ方なのだけど…。

大分出身の友人の評では「我々父娘はすぐにでもカボス大使を拝命出来るレベル」とのことだった。