【夏旅】旅に携行するもの

この夏旅においての反省の一つとして「多くのものを持ちすぎた」ということについて記しておく。

今回は息子と娘の二人と一緒の3人旅だったので、最年長者であり一応は彼らを扶養する立場として僕は少しは旅が快適になることを臨んで支度をしておいた。結論を先に言ってしまうと「過度な準備で不必要なものもあったことが失敗」ということについて論じていく。

 

■準備しておいて役立ったもの

携帯用のシングルバーナー、包丁とまな板、各種調味料、高性能の充電器。このくらいか…。

■結果的に必要なかったもの

数多くの着替え衣類、タオル数枚、蚊取り線香、懐中電灯、歯ブラシと化粧水以外のグルーミング用品。これらはたまたま使わなかっただけかも知れないけど、結果としては使わなかったし、どうしても必要ならばどこかで買うことも出来たように思う。

……要不要は別として、僕はこうした荷物を携行して旅に出たのだが、これらをパッキングするためにはリュックではキャパが足りず、今回の旅はスーツケースに荷物を詰めて旅に出た。このスーツケースが一番の「お荷物」だった。

イギリス生まれのスタイリッシュさ重視…というかスタイリッシュなことにしか利点のないこのスーツケースは、この旅では本当にお荷物でしかなかった。

こいつの本業である「荷物を運ぶこと」はなんとか及第点ではあったが、キャスターの車輪は古かったこともあり田舎道には耐えきれずに壊れるし、それだけでなくスーツケースの角も損傷した。この修理代のことを考えると「やはり、こいつを連れてくるべきではなかった」と思う。

「旅のプロ」と呼ばれる人からすると「そりゃ当たり前だろう…」と言われるようなことばかりなのだろう。開き直りでしかないのだけど、僕は旅に出ることは好きだが、それは年一の数少ない経験でしかないので今回のことを「貴重な勉強機会だった」と思う他ないのかも知れない。