「しばらく暖かな日が続くから、燻製は次の週末に…」なんてことを計画していたのだけど、ちょっと思うことがあり、今夜から燻製を作ることにした。
数日前に貧乏スモーカーは作っておいたので、今日以降の作業は大したものではない。
燃焼剤と燻煙チップを練り込んだコルクのような形をした燻煙剤に火をつけて貧乏スモーカーに食材とともに入れて、そこから数日、煙をしっかりと食材に吸い込ませるだけだ。
コンロで火をつけた燻煙剤をこの数日で手に入れたウイスキーコークとカンチューハイの空缶に入れて、僕が手に入れられる中で一番安価だと思われるプロセスチーズとともに貧乏スモーカーにぶち込む。
今回の貧乏スモーカーは火が消えてしまうことを懸念して通気性を割と良くしたのだけど、ここから漏れていく煙も予想以上に多そうなので、明日、明後日と燻した方が良いかと思われた。
ベランダである程度の煙をあげながら作られる四畳半燻製なので、周囲の方が窓を開けて過ごす暖かな季節には向かない。何よりも、外気が暖かいと燻製にはそれなりの熱も伴うのだから、チーズなどは溶けてきて金網にめり込むのだ。
加えて、燻製した後の食材は最低でも数週間寝かしたものののほうが、煙臭さと塩味が馴染んできて美味しくなる。出来上がった燻製を春〜夏に食べるにしても、今のうちに作っておくことに特に不都合はないのだ。
作業時間は大したものではない。簡単なことなのに、こうしたことを疎かになり始めているのは老化なのだろうか…。