暖房の効率

今日は比較的暖かな1日だった。冬用のコートを着て出掛けたのだが、夜遅くに帰宅してからも特に暖房をつけずに過ごせている。

先週末からの数日は雨が降ったり、それとは反転して晴れてみたり、そしてまた雨が降ったり…と天候は乱高下だったが連休中は一貫して寒い日が続いていた。そんな訳でエアコンだけではなくストーブもつけて過ごしていた。

この秋口に沼津に越して来てから僕はオールドスタイルの灯油ストーブを買った。エアコンをつけて部屋を暖めるよりも「とにかく経済的な効率は灯油ストーブが一番!」と思っていたことによる行為だ。

まだワンシーズンが終わり切っていないが、僕の持っていた「灯油ストーブの経済効率ナンバーワン説」は覆されようとしている。

灯油を買ってくることに面倒臭さとか、それをポンプで給油する手間とか、まあなんだか色々とメンドーに感じることもあって、この1ヶ月間は灯油ストーブに火を灯すこともなくエアコンで暖をとっていた。

その結果を報告すると「だいたい2,000円アップ」くらいの値上がりだった。これを灯油代に換算すると20リットルくらいの価格だ。

僕の部屋を快適に暖めようと思うと、概算ではあるが1ヶ月あたり3,000〜4,000円の灯油を買わねばならないように思われる。

この結果には驚いた。盲目的にエアコンで部屋を暖めるなんてやたらに金がかかることのように思っていたことか覆させられる事実を目にしたのだ。

これには部屋の間取りとかストーブの付け方など、各種条件によるところも大きいかと思うので一概には言えないのだろう。

エアコンの進歩に驚くこともあるが、それよりも旧態然の価値観やら思い込みで生活ツールを選択している僕自身の価値観を見直さねばならない…と感じさせられる発見だった。