鞄の修理

沼津に来てから、このブログには食物のことばかり書いている。何も僕の日常で起きたことを漏らさずにこちらに記しているわけでもないし、食物の他にもものを考えることはあるのだが、やはり食物以外で気持ちに刺激を与えてくれることが減ってきているのだろう。

まず、ふらっと出掛けることが減った。そこらに出かけてみても特に何か変わった商店がある訳でもない…そんな理由で出掛けなくなったようにも思うのだが、全国平均で見ると僕の住んでいるところはド田舎ではないので、この程度のことで出掛けなくなるというのも情けないことのように思う。

さて、そんな町でそんなに変り映えのしない日々を送っているのだけど、今日はスーツケースを修理した。

去年の夏に旅に出た時にキャスターのダイヤゴムが劣化していてボロっと崩れてしまった。旅の序盤での出来事だったので、その後も無理にガラガラと引きずり廻していたらケースの角に穴が空いてしまった。

※この写真だけは今日のものではない。沼津に越して来てからネットでの修理問い合わせのために10月頃に撮ったものなのです。

さて、沼津には安心して修理を任せられる店もないからネットで調べてみたが、スーツケースの破損修理には結構な費用がかかるようだった。そもそも、ネットでも僕のスーツケースを「このブランドは修理出来ない」…というところもあったので、中にはやたらに修理代を吊り上げているようなところも見られた。

ならば!ということで、僕はホームセンターに出掛けてパテを買ってきて、そいつを破損部分2箇所に塗り込み、一晩おいてカチカチに乾いたものをペーパーで磨いて滑らかにして、上からペイントマーカーを塗っておいた。

そもそもスーツケースに限らず、日常の道具なんて使い倒すものだし、持ち歩いてガラガラと引きずるスーツケースはボロボロになるものなのだから、こうなるのも仕方ない。

今回の自宅修理では金属補強用のパテを使ったので強度も充分だろうと思う。これでガシガシと引きずり回せる!と思ったら、まだキャスターの修理が残っていた…。

これはネットで調べると安くに出来るところがあった。早々に送り出して修理をしてもらおう。損傷から半年、ウダウダと放っていたので忘れぬうちに手を付けねばならん。