祝日の今日は朝からウチの片付けをして、昼前には引越業者が見積もりにやって来た。
2年前に越してきたこのウチには、少なくともあと5年くらいは住むものだと思っていたので「ここに来たのがついこの間のこと」のように思う。
ただ、この2年間は「居心地のいい住処」のためにいろいろとものを買ったりしたので、2年前からは結構ものが増えている。
そして東京での新居は当たり前だけど「沼津ほどの安価で気に入ったもの」など見つかる訳もなく、ベランダ菜園のプランターともお別れすることになるのだろう。
どの荷物をどこに収納しようか?なんてレベルではないことにとっくに気が付いていた。しかし、大掛かりな断捨離に着手する…どころか、捨てるものの取捨選択すら面倒で未だうっすらとしか考えていない。
そんな有様だが、引越業者がやって来て家具や荷物のチェックをしている姿を目にすると「いよいよケツに火が付く」ような気持ちになった。本当に僕はあと2週間後にはこのウチを出ていくのだ…。
…と、自らが引越すことを実感しているものの昼からも特に片付けは進めていない。今日は夕方から送別会なのだ。
沼津における僕は特に社交的な生活を送った訳では無い…というより「僅かの交友の範囲で生きていた」のだが、送別会を開いてくれる友人がいるというのはありがたいことだ。まあ、仕事での関係性が濃いのだけど…。
今日は僕のリクエストにより我が家での会食だ。2名のおじちゃんが僕のウチにやってくるが、午後からはその料理の支度をしていた。

客人の一人のリクエストはスパイスカレー。この春から僕のカレーを刺激を受けて夏あたりからカレー同好会としてカレー作りに励む友人だ。

彼にとって僕は「カレー教室の先生」のようなものだが、おそらく師が沼津で作って食べさせる最後のカレーになるだろうから、酒を飲んだりもせずに素面の状態で丁寧にカレーを仕込んだ。
カレーというのは作って楽しいが、食べるとなると酒肴には向かない…と僕は思っている。パンチ力が酒の味にすら効いてくるからだ。
本当は秋の初めに相応しい涼し気な料理で冷やした日本酒でもイキたかったのだが、弟子のリクエストであればそれに応えぬ訳にもいくまい…。
カレーは最後の最後に供する予定で、それまでは糠漬けや鶏の唐揚げなどの普通のおっさん献立とする予定。
異動することが決まってから「我が家で送別会を開く」のは今夜が三件目で、このあとはそうした予定はない。今夜も沼津のことを語り合いながら楽しい夜を過ごしたい。