カリフラワー

今日から仕事も本調子で始まった。1/4と5も仕事だったのだが、新年の挨拶回りとか。

…って言ってもお世話になったり、なる方々に挨拶に伺うことも立派な仕事なので「本調子」というのも変なのかも知れない。

そんな仕事の帰り道、僕はスーパーに立ち寄りカリフラワーを買った。

カリフラワーという食材を好きだ!と思っているのだけど、それと僕の接触頻度はそんなに高くない。記録しているわけではないのだが、2023年は一度も食べていないように思う。

帰宅して、買ってきたカリフラワーの半分を塩茹でにして食べる。久しぶりに食べるカリフラワーは最高の状態で食べたいと思い、今日は「いいマヨネーズ」も買ってみた。僕は特にマヨネーズにこだわりも持っていないし、普段買うものも値段で選ぶだけだ。…と言ってみたがキューピーのものが美味いような気がしてキューピーの白い蓋のやつが安かったらそれを買っている。

今日はキューピーの安売りマヨネーズの倍の値段のするマヨネーズをつけるカリフラワー。それは美味いものであったが、マヨネーズによる嵩上げは感じ取れなかった。

 

カリフラワーという食物についての思い出を記しておく。

僕が子供の頃、母親が茹でたカリフラワーを食卓に出してきた時にそれが何なのかを知らない僕の質問に「花野菜よ」と母は返答していた。幼稚園から小学校の低学年くらいまで、花野菜というとそれはカリフラワーのことだったのだが、僕が小学校中学年になる頃にはそこに緑のやつが現れた。ブロッコリーである。

特にどちらを好きということもなかったのだが、色の鮮やかさから僕はブロッコリーをよく食べていたように思う。ただ、これは2つを並べられてどちらを選んだのか?という話ではなく、僕の好み云々というよりも母親がブロッコリーの方を料理の食材として選んでいた…という話である。

以来、僕の食事の中では圧倒的にブロッコリーとの遭遇率が高かったし、それは外食においても自炊においても長い期間続いた。スーパーでの売り場面積や取扱い量もブロッコリーのほうがきっと多いのだろうと僕は思う。

それを意識するようになったのはこの10年くらいだろうか。そして、それは「僕は2つのうちではカリフラワーの方が好きだ」という自我の芽生えでもあった。つづく。