続 鞄の修理

去年の夏に旅にでた際に壊れてしまったスーツケースを「早くに修理せねばならん…」と思いながらもも放ったらかしにしていた。

沼津に引っ越してきてから、修理してくれるところを探していたのだが、やたらに高価だったりそもそも引受けてくれないところだったりして、壊れてしまったスーツケースはそのまんまになっていた。

重い腰を上げてようやく修理に取り掛かったのが先週のこと。ホームセンターでパテを買ってきて破損した部分をDIYでどうにかしたのが日曜日の夜のこと。しかし、キャスターの交換は部品の調達を含めて僕の手に負えそうにないのでネットで調べた業者に委ねることにした。

木曜日に発送したスーツケースは、今日土曜日には修理を終えて手元に帰ってきた。凄まじい速さである。

車輪のゴム部分は耐久性が高くそして安価なもの。フルオリジナルに拘る方には信じられんようなクラスダウンの修理なのかも知れないが、僕にとっては充分な作業である。靴底の修理は国産品のソールではなく高価な舶来物を選んでいるので、自分でもこの価値基準はよく分からないのだけど、とにかく満足している。

「アリキチ自転車店」という大阪の業者。スーツケースを修理することなんて度々あることではないが、コストパフォーマンスという点で素晴らしいところだった。