【モノ】日々使う小鉢

華美なものであってもなくても、使いやすくて日々の生活に溶け込んでいる好きなモノについて記す。


基本的に美味しいものはウチで食べる。

外で食べるものに美味しいものあるは、それなりのお金を払うのだから当たり前のことだと思うし、値段と美味しさの整合性は取れているのか?…と考えると、外で食べるものに美味しいものなんて殆ど無い。

職人の握る寿司の旨さにケチをつけるつもりはないが、10,000円とか払っておいて美味くないものなんて出てるくる訳もないだろうし、そんなものは美味くて当たり前なのだ。だから「美味い!」という素直な感想よりも、「そりゃこの値段だもん。でもこの味なら、10,000円の価値はなくて6,000円が適正価格だな」とか考える。

そもそも、そんな大金を自分で払ってまで食べる程の美味いものなんてそんなに多くもない。更に、数千円もあれば数人前か数回分かの美味いものを自宅で作れるのだから、やはり外で食べることにはそんなに魅力を感じない。


自宅で美味しくメシを食べる為には、部屋が片付いているのは当然のことだが、気分の良くなるような食器を使って食べることも大切である。

f:id:datetaira:20211017145557j:plain

無印良品で買った四角い小鉢は取鉢の一つとしても良し、何かちょっとしたものを入れるにとても役立つ。煮染めの取鉢とか大根おろしを食べる時とか。

無印良品は普遍的なオーソドックスなものを作るようなイメージを醸し出しているが、あれは嘘だ。売れなければ簡単に廃盤になるし、収益性の低いものも簡単に廃盤になる。要は彼らが儲けることしか考えていないのだけど、あたかも消費者のことを思ってモノ作りしているに見せかけるのが上手い嘘つき会社だ。

そんな無印良品がこの何年も廃盤にせずに売り続けているのだから、儲かる商品なのだろう。僕の食卓では少なくとも15年は活躍している。最初のものは、多分20年くらい前に買ったように思うのだけど。


一つの皿に色々なものを乗せたり、汚れた取皿を使い続ける人もいるが、僕はそんなことをしない。ふんだんにきれいな皿を使う…そんなことも豊かな生活を楽しむには不可欠だ。

だからこの小鉢は沢山持っているし、ふんだんに使う。


洗い物が減らせられるからワンプレートランチを作ろう!なんて感じの馬鹿向けの記事を見ると呆れる。お店みたいな気分になるから一つの皿にワサッと乗せてみました…ならばまだ理解は出来る。僕はやらないけど。

食器を汚したくないから食器の上にラップを敷く…なんてのを見たこともあるが、これには本当にぶっ飛んだ。そんなのならば食器を使わずに鍋やフライパンから直接食べた方が潔いのにとも思う。

食器を洗うのが面倒で、料理したり支度するの面倒で、食べるのだけは面倒ではない。気持ちは分かるけど、そんな馬鹿にちゃんとしたメシの味など分からないのだろうなと思う。