22年版 シソイッパイニナアレ

先週の金曜日から始まったゴールデンウイークも中盤である。

前半は東京に出掛けて息子や友人との邂逅にウエイトを置いて過ごしていた。特別に計画を立てている訳ではないが、残りのゴールデンウイークは普段やり残している事を丁寧にこなして過ごしたいと思っている。

昨日は仕事に出掛けていたので、今日から改めてゴールデンウイークが始まったような気持ちで朝から色々な事をこなしていく。


去年の今頃のことだが、僕はウチの近くにある空地とか「なるべく人の手が入らなさそうな土のある場所」を探しては紫蘇の種を蒔いてみた。

幾つかの種が芽を出してそれなりに育ってみたりしたものの、盛夏を迎える前にはそれら全ては息絶えてしまい悲しい思いをした。

それなりに育っていたのは2箇所。
その他に今思い出してみると6箇所に蒔いたように思うのだけど、そこからは芽を出すことすらなかった。

紫蘇というのはとても生命力の強い植物と聞いていたので大概の場所で勝手にどんどんと繁殖していくものだろうと思っていた。しかし、僕が種を蒔いた紫蘇は全ての場所で繁殖することもなく、更には「そのために手入れして世話もしていたプランターの紫蘇」すらコガネムシ被害によって種をつけることもなく絶滅してしまった始末だ。



今日は「去年蒔いていない近所の土のある場所」を探して何箇所かに種を蒔いておいた。肥沃な土のある空地などある訳もないから、砂利のような場所ばかりなのだけど…。

種を蒔いた場所はいずれも近所なので、その気になればいつだって簡単に様子を見ることが出来る。一箇所だけは今日ではないが遠く離れたところにも種を蒔いておいた。


これらの幾つが芽を出すのだろうか?
なんとか芽を出して葉を茂らすことが出来ても、夏の暑さや水不足、雑草駆除、そしてコガネムシの襲来とか紫蘇が面するであろう障害は数多くある。

これらを上手くいなして無事に育って欲しいと思いつつ、ウチのベランダに増設したプランターにも紫蘇の種を蒔いておいた。


松谷みよ子の「花いっぱいになあれ」の「コン」ではないが、今年も「シソイッパイニナアレ」と願うゴールデンウイークである。