漬物

夏の終わり

今日は立秋である。 暦のうえでは今日から秋だと朝からTVも伝えている。今年の梅雨は本当に長かった。一週間前に梅雨が明けたばかりだったから、夏らしい気候になってから秋が始まるまでは本当にすぐのことだ。…と言っても「暦のうえでは」という話だから、…

梅干の途中経過

梅を塩漬けにして三週間が経過した。梅から水があがり、ふにゃふにゃに柔らかくなったものを赤紫蘇に漬け込んでから二週間が経った。赤紫蘇に接するところと、そうでもないところの梅に色合いの差が出来てきたので、満遍なく着色するために梅を入れ換える。…

らっきょうについての考察

この数年、梅雨時期になるとらっきょうを漬けているのだが、そこで考えたことを記す。まず、これから書くことは文献とかネットで調べたことではない。数年の体験で、勝手に僕が考えてみただけのことなので、頓珍漢なこともあろうかと思うが「そう感じた事実…

梅干

梅干を仕込んだ。 人生初となる梅干作りである。ちょうど一週間前、黄色く色付いた梅が安くに売られていたので、これはチャンスとばかりに梅の仕込みに取り掛かった訳である。塩漬けの梅から水が上がり、青いものほどでは無いにせよ、固かった梅も随分と柔ら…

2020年のらっきょう

今日、らっきょうを漬けた。この数年、初夏の恒例行事としてらっきょうを漬けている。去年は梅雨の雨の降る日曜日の午後にYouTubeで手塚治虫の「どろろ」を見ながららっきょうの下処理をしていたことを思い出した。調べてみたら、どうも6月16日に漬けたよう…

続 山葵漬け

ゴールデンウィーク中に安価に買った山葵の花や茎を醤油漬けにしたのだけど、その結果についての記述である。古くなっていたことからとても安くなっていた山葵の花を買い求めて、それを使って山葵漬けを作ったのだけど、想像していたものとは違っているとこ…

山葵漬け

ゴールデンウィーク中に、山葵の花を買った。春に出回る山葵の葉や茎、そして蕾は柔らかく美味しい。3月の中旬くらいから4月に終わりくらいまでのものだと思うから、名残の山葵である。この山葵は醤油漬けにする。 山葵漬けというと酒粕で漬けたものが全国的…

糠床について②

今夜も帰宅して、糠床からスーヨーを引っ張り出して食べている。昨夜は「糠床について」というよりも「スーヨーをどれだけ好きか」について書いたように思うので、今夜はもう少し「糠床」に焦点をあてる。 糠床を始めたのは………。厳密に数えてみたが、9年前か…

糠床について

引越で慌ただしく過ごしていてブログをしばらく書いていなかったが、その間も自炊を続けている。…と、わざわざ書くこともないくらい、コロナウィルスには何も関係なく「基本的にはほとんど自炊」という生活を送っているのだけど…。 その中でも、引越して来て…

冬の白菜漬け

漬物を漬けるのが好きだ。 食べるのも好きだが、漬けるのも好きだ。 漬けたものが乳酸発酵し、酸味と共に旨味が出てくる成長を体感することは、RPGとか何かの育成ゲームをやることとは比較にならないくらい面白いものだと思っている。通年の糠漬けのほか、季…