食べること

貧乏人のパスタ

娘が一人暮らしすることが決まると、彼女に対して「どうすれば安くに美味しいものを自炊出来るか?」なんてことを話す機会も増えた。 貧乏料理の知恵みたいなものは幾らでもネットに落ちているのだけど、それらは「帯に短したすきに長し」で、安価であること…

カレーライスを食べる日々

僕は、カレーライスという食物が滅法好きで、これはカレーライスを食べることだけでなく、作ることやらカレーのことを考えたりすることの方が好きなのでないか?いうレベルである。 鉄道オタクにも「乗りテツ」とか「撮りテツ」とかあるが、僕は「食べカレ(…

末娘の京都土産

長女が大学受験に奮闘している頃、末の娘は京都への修学旅行に出掛けていた。 末娘は自由行動の際に北野天満宮に出掛けて「姉がなんの学部でもいいので志望校に受かりますように」とお願いをしてきたそうだ。その効果でもないだろうが、長女は希望校を4学部…

赤い御飯を炊く

長女の大学合格祝い! そんなつもりで赤飯を炊いて、娘二人と舌鼓を打つ夜。そしたら次女も「先日の英検に受かった」とのこと。 自宅で支度するメシなんて、外で食べるものよりも雰囲気的にはきらびやかでは無いかも知れないが、本質的には比較にならないく…

シースー

大学受験で志望校への合格を果たした娘だが、その他の学部にも出願していたので「行かないとしても高い金を払った試験を受けないのは勿体無い」との考えから、ホテルに数日残って試験を受けていた。 そして試験を終えて帰ってくる予定日を迎えたのだが、この…

鯛の食べ比べ

長女が受験の真っ只中にいるということは先日もこのブログに記した。「真っ只中」にいると時の流れもゆっくりとなるようで、なかなか真っ只中が終わらない。 数日前から決戦のために上京した長女が戻って来て来るのは数日後のことだが、この数日はこれまでの…

夕食を食べていて思い出したこと

今夜は少し前にこのブログを書いたのだけど、その後も酒を飲み進めて今は真夜中だ。そんな現在、僕はメシを食べている。 こうして、飲んだあとに何かを食べるから太るのだけど「これをやめられない弱さが僕にはある」というような開き直りみたいなものを抱え…

山葵を食べる

山葵という食物を好きだと言うことは、このブログにも何度となく記しているように思う。 刺身に山葵を添えられないくらいなら、そのタイミングで刺身を食べたいとは思わないし、春の限られた一時に出回る柔らかな山葵の花や茎を漬け込んだ山葵漬の美味さは「…

秋の残りもの

今夜もヒラマサを焼いて食べている。 このところ、ジャズを聴きながらの酒が旨くてついつい飲み過ぎの夜が続いているので、今夜は酒をやめてメシを食べて早くに眠ってしまおう…なんて考えておりますいたのだが、一週間以上前に買っていたヒラマサもいよいよ…

ヒラマサを食べる

寒がっていたり生活リズムが崩れて行くことを嘆いたりしていたら、あっという間に1月も終わる。 いつも思うことだけど、一ヶ月なんていうものは本当にすぐに過ぎる。そして、毎年思うことだけど特に1月〜3月までは早いように思う。正月が明けてから、勉強し…

先週の弁当

■月曜日 祝日なので無し ■火曜日 チャーハン これは先日の記事にも書いた「歓迎しない蒲鉾」を使用したものだ。会社で後輩に不味い蒲鉾をどうすればいいか?と聞いたところ、その後輩は「細かく刻んでチャーハンにすればいい」とのアドバイスをくれた。それ…

蒲鉾という食品

日本人の平均的な消費頻度を知らないのだが、僕はそんなに練物を食べない方だと思う。 滅多に買わないけど、外で買った弁当に竹輪が一切れ入っていた…とかいうのはカウントしなければ、月に一度あるかないかの消費頻度だった。 食べれば美味しいと思うし、決…

22年のシナチク

今年を振り返り、今年新たに取り組んだことを思い出してみると、そのひとつが「シナチク作り」だった。 年をとってくると色々な経験も増えてくる。すると初めて挑戦することというのも減ってくる。経験の豊富さに反比例することもあるけど、だんだんと面倒臭…

22年 不味かったもの大賞

今年もあと数日で終わる。今日を含めると今年も残すところあと3日となった。3日で僕は何食の食事を摂るのだろうか?少なく見ても1日2回で6回の食事の機会はあるはずだ。 6度の食事のチャンスが有ればそこで意図せずに不味いものに出会ってしまう可能性もある…

冬の夜に汁物を啜る

大して寒くもなく、むしろ日本の中でも一番温かいのではなかろうか?と思うような町に僕は住んでいるのだけど、寒く感じることを止めることは出来ない。これは数日前にこちらのブログにも書いたとおり。 今夜は職場から帰宅して「ある種の安堵感」を持って酒…

すきやきの思い出

もう一週間前の出来事なのだが、すきやきの用の「イイ肉」をいただいたので、娘たち二人と共にすきやきを楽しんだ。 「すきやき」という食物は細かなことを言い出すとキリがないくらいに色々と意見があるのだろうけど、やはり御馳走だし人を喜ばせる料理の代…

人はその人が食べているもので作られている

タイトルの文言は平素から僕が軽蔑している調味料を製造している会社のCMコピーに同じようなものがあるのだけど、この言葉自体は正しくて、その通りなのだ。 最近、別々のふた方向からそれを実感させる話に接したので、今日は「食べるものについて」書いてみ…

先週の弁当

メモである。 月曜日 塩鮭、大根葉の漬物、紅生姜 火曜日 体育祭のため、ナスとトマトのスパゲッティを作らせる(超簡単調理) 水曜日 油揚と銀杏の炊込ご飯、味噌汁 木曜日 文化の日 祝日につき弁当なし 金曜日 豚の生姜焼き

今週の弁当

先週の弁当とまとめてメモしておこうと思ったのだが、既に思い出せなくなっている。 忘れぬうちに今週の弁当をメモしておこう。 月曜日 豚と茸と葱の煮麺 火曜日 松茸御飯と豚汁 水曜日 出汁巻きたまご、菠薐草ソテー、なめこの味噌汁 木曜日 ナスとトマトの…

カボスの秋

今年はまだ秋刀魚を食べていない。 スーパーの魚売り場で秋刀魚を見てみても特に食欲が突き動かされるような美味しそうな秋刀魚が見当たらない為である。美味くもなさそうなものを「世間的には季節だから…」なんて理由でわざわざ購入するほど僕は馬鹿ではな…

松茸

実家の山で採れた松茸が母から送られてきた。 子供の頃は年に数回松茸狩りに出掛けていた事を思い出した。もう35年くらい松茸を採りに行っていない。 毎年食べている訳でもないと思うのだが、やはり季節の味として秋に一度くらいは松茸を食べたいように思っ…

今週の弁当

メモである。 月 炒飯と肉野菜炒め 火 胡瓜とチーズのサンドウィッチ、舞茸のスープ 水 特別授業のためトマトスープのスパゲッティ 木 胡瓜とチーズのサンドウィッチ、ポタージュっぽいスープ 金 鯵のフライ、獅子唐、昆布佃煮、紅生姜

弁当作りの続報

こちらのブログに数日、娘への弁当について書いていないが、今週から始めた弁当作りは続いている。 娘から特に断りの連絡がなければ基本的には毎日弁当を作る約束をしている。 受験生の娘は2月、3月は受験やら卒業式になるので僕が弁当を作るのは1月末までの…

弁当の思い出

今朝も昨日に続いて娘の弁当を作った。 塩鮭を焼いて玉子焼きを作り、御飯とともに弁当箱に詰めるという簡単なことだけど、弁当として食べる時に少しでもバランスよく作るには、普段ウチで食べる料理とは違う注意が必要になる。 これは御飯とオカズという味…

弁当作り

弁当を作るということなど、いつものことのようでもあるが、実はとても久しぶりの行為なのだ。 禅問答とか変な屁理屈のようであるが、今朝僕が感じたことを素直に文章にしただけのことだ。 今朝は普段より少し早起きをして、高校生の娘に持たせる弁当をを作…

オクトーバー

数日前から秋らしい過ごしやすい気候が続いている。 この数日はいよいよエアコンを稼働させることもなく、夜は網戸にして過ごしている。朝方は夏布団を被るとちょうど気持ちよく、本当に過ごしやすい時期になったことを嬉しく思う。 僕は夏の暑さも冬の寒さ…

客に振る舞うもの②

さて、酒を飲み倒す夜が続いたのだけど、後半の連休には九州出身の友人と共に酒を楽しんだ。 散々酒を飲んだ翌日、宿酔に苦しみながらも朝から二人で散歩に出掛けて、ある程度酒も抜けてきたところで食べたスパゲッティバジリコ。バジルペーストのスパゲッテ…

客に振る舞うもの

先々週末から度々の連休には、我が家に友達がやって来て酒を飲みながら色々な話をした。 まず、前編の舎弟の来訪については鮎やら蟹をメインにして饗したのだが、この日僕は生まれてはじめて「カツ丼と醤油ラーメン」を一緒に作った。 なぜそんなことをした…

燻製を続ける

一昨日のこのブログに燻製のことを書いたのだが、その後の燻製のことを記す。 なので、これは一昨日の夜から昨日の朝にかけての出来事であり、はらぺこあおむし1号の羽化以前のことだ。 熱の入りにくい大きな燻煙器を作るのが面倒になり、燻製はおしまい…と…

2022年 初秋の燻製

急に秋めいて来た夜に燻製を仕込んでおいた。 昨夜の出来事である。 自家製のビンボーダンボール燻煙器で一夜燻したチーズがこちらだ。 写真には撮っていないが、だいぶ涼しくなって来たとは言えまだ寒い程ではないので、チーズの裏側は熱によって柔らかくな…