映画やテレビ 映像文化
このブログに「片喰(カタバミ)のことを書いたのは結構前のことのように思っていたが、それが5月下旬頃のことと知って驚いた。 https://datetaira.hatenablog.com/entry/2024/05/28/181304 僕のベランダ菜園のプランターの一つに片喰がいる。特に大切に育てて…
「深夜食堂」という作品はドラマではなく、マンガで知った。2010年よりも数年前のことだったと思う。 当時…というかその前から、僕は「食についての漫画」が好きで(…というか食についてのエッセイやら読み物全般が好きなのだけど…)、よく読んでいた。 ビッグ…
若い頃から…というか、若い頃に勝新太郎に傾倒していたが、このブログを見返してみると2021年に座頭市の映画を見に行ったようだ。このことはブログを見返すまで忘れていた。 昨夜はふと思い出して座頭市を何作かYouTubeで見た。石原裕次郎がゲストのものと十…
この春、留年とかせずに無事に中学校を卒業出来ることになった末娘が昨日から今日にかけて我が家に遊びに来た。 昨夜は夕食後に「サウンド・オブ・ミュージック」を一緒に見た。この作品はベタではあるし子供向けのものなのかも知れないが、主張と見せ場がス…
僕は先日50歳になったのだが、同世代の男性にとって「キン肉マン」という漫画は非常に馴染み深いのではないかと思う。 これに触れるのも、僕の住む沼津に「キン肉マンミュージアム」なるものが出来るからで、今週前半にこのことを知ってから「キン肉マン」の…
先日、このブログにスネークマンショーというギャグ作品に、少年の日からの僕がどう接してきたのかについて記した。 「ギャグ作品」と称したものの、やはりそれは音楽との融合によって成り立つものであり、楽曲とギャグ、そしてそれらを取り巻く時代背景が相…
コナさん、ミンバンハ。今日は僕の好きな音源作品について記す。 今から40年近く前のことになる。中学生になったばかり、12歳の僕は「スネークマンショー」に夢中になった。 YMOから入ったわけでもなく、クラスメイトがカセットテープに録って聴かせてくれた…
今朝のことだが、ものすごく久しぶりにフレンチトーストを作って食べた。「ものすごく久しぶり」なんて言ったが、作ったことがあるとしても小学生の頃のように思うし、それも妹が作るのをそばで見ていたレベルだったような気もするから、その実は初のフレン…
彼のことを細かに知っている訳ではないが、「水もれ甲介」における氏の「素ではなかろうか」という演技を見てから、その演技というか人物に興味を持っていた。 バンドマンに憧れた若い時代もあった。それは昭和でもなく平成初期のことだったが、まだ「昭和後…
昨夜は娘と一緒に映画を見に行った。2週間前に公開されて、娘とは「テストが終わったら見に行こう」と楽しみにしていた「巨大鮫が主演を務める作品」だ。 僕は生活全般においての価値基準として「それに金を払うだけの楽しさがあるのか?」ということを重ん…
数日前の土日は、末娘との勉強に加えて遠方よりやって来た舎弟を交えての会食…という楽しい時を過ごした。 この舎弟とは「夏の盆近くで、戦争と平和について考えるに良さそうな時期」を選んでは、この何年も一緒にその時期を過ごしている。そんな訳で、先週…
前回、名作アニメ「火垂るの墓」について記したが、今回はドラマ版について。 僕のうちにはアニメ版だけでなく、ドラマ版のDVDもある。このドラマは既に20年近く前に作られたもので、放送当時はその存在は知っていたが特に火垂るの墓への強い愛着はなかった…
スタジオジブリによる「火垂るの墓」が公開されたのは僕が中学2年のときのはずだ。ちゃんと調べた訳では無いが、トトロと同時公開だったので中2の時の事だと思っている。 僕のうちは映画を観に行くようなうちでもなかったし、そんなうちで育つものだから僕自…
僕はなにかあるとジブリ映画のセリフやらシーンを引き合いに出したり、ジブリの音楽集を自室で聴くこともあるので、相当なジブリ好きだと思う。 しかし、大学生の頃に「紅の豚」を大阪難波の映画館で見てその陳腐さにガックリしてから、ジブリのアニメを映画…
昨日に続いて今日も「夏の思い出」というタイトルで思うことを記すのだけど、今日も尾瀬のこととか水芭蕉のことを書くのではない。もっと言うと、そんなにも夏の思い出でもない。 昨日のテレビでのアニメ映画ではないが、火垂るの墓のアニメを夏になるとテレ…
特に細かな時期は決めていないのだが、今年も辣韮を漬けることにした。 多く作りすぎて翌年まで残したりしないように量も程々にして、パリッと漬けあがったら美味しいうちに人にもあげたりして食べきってしまおう!と考えながら作った去年の辣韮は、作る時の…
不勉強やら無知を晒すようで恥ずかしくもあるが、僕は「地獄の逃避行」なる映画を知らなかった。 僕の生まれた頃に作られたロードムービーで、アメリカン・ニューシネマと呼ぶには時期的には真っ只中だ。これがそれに当たるのか分からないけど…。 未だ観ても…
昨日、久しぶりに映画を見た。 日本人が映画を見る平均頻度を知らないのだが、おそらく僕の映画接触頻度は平均以下なのだろうと思う。だいたい年に1回。 都心に住んでいたときはもう少し多かった。そりゃそうだ。東京では上映しない映画などないし、古い名作…
「ウエストサイド物語」という歴史的な名作を僕がどれ程好きなのか?ということは先日、このブログに記した通りである。今日はその続きを書こう。 3年近く前になるのだけど、その当時の僕は東京の都心部に住んでいた。そんまんま言うと築地に住んでいた。そ…
昨夜、中学生の娘と一緒に「ウエストサイド物語」のDVDを観た。 僕はこの作品をとても好きで、この10年は年に1回くらいの頻度で観ている。もっと多く見ることもある。小学生とか幼稚園くらいの時に僕の母親がこのサントラをウチでかけていたのが「ウエストサ…
この映画が封切りされたのは僕が小学年生くらいのことだったのではないかと思う。少年時代の「僕と映画の関係」で言うと、映画についての情報は入ってくるけど実際に映画を見ることのなかった数年…の間にヒットした映画の一つである。 小さな頃は、僕の親も…
今日は寒い日だった。僕の住む地域はとても暖かい町だし、そのお陰で「気候のヌルさ故、気の抜けた冬を過ごすことになる」みたいなことは何度かこのブログにも書いているように思う。今夜は寒いなあ…なんて思って気温を見てみたが、外気温は4℃くらいのようだ…
昨夜のことだが、NHKで「昭和天皇が語る戦争突入について」みたいな陳腐な番組をやっていた。簡単に言うと「昭和天皇は太平洋戦争を回避するためにいろいろと努力したけど、陸軍の一部のオカしな奴らのゴリ押しによって戦争は始まった」みたいなものだった。…
この懐かしい映画を観たのは、もう30年以上昔にのことになる。リアルタイムでちゃんと映画を観たことはないのだけど、最初にこのシリーズを観たのは小学生の頃のことだ。「ROCKY」だったのか「ROCKY2」だったのか、しっかりと覚えていないのだけど、お正月の…
勝新太郎を好きなったのは20代半ばくらいからだと思う。松田優作の和製ハードボイルドや三船敏郎の無頼漢の格好良さに痺れたあとで、勝新の迫力に惹かれたと記憶しているが、氏の代表作とも言われる「座頭市」を映画で見たことはなかった。そう思えば、「悪…
先生の冥福を祈り、こんな時間からではあるけれど、人目を憚るずにタマキンを掻きながら名作を見ることに決めた。
20代の前半、大学生だった頃の僕は「80年代カルチャー」が好きだった時期がある。90年代半ばのことなので、当時からするとそんなに昔のことではない。しかし、80年代という時代を小学生〜中学生として過ごして、90年代になってから大学生となった僕にとって…
リアルタイムでは見ていなかった「北の国から」であるが、非常に共感することも多くあり、本当に見て良かったと思うドラマだった。もっと早くに見ておけば良かったかと思うと、それはそうではない。若い時期に見ても共感することが多かったと思うのだけど、…
数日前から、このドラマを見続けていた。 80年に始まった連続ドラマ。 そして、その後は数年に一度、時系列はそのままにまさに「大河ドラマ」として登場人物たちの生活を追った壮大なドラマだった。細かな描写や設定、脚本や演出について、部分的に思うこと…
田中邦衛が亡くなった。 少し前のことだけど。彼の演技について語れるほど多くの作品は見ていない。僕が好きだったのは「仁義なき戦い」の槇原の演技だ。役における槇原(田中邦衛)は、そりゃもうズルくてダメな奴だから、感情移入するような余地などない。徹…