2023-01-01から1年間の記事一覧

夏休みの楽しい夜

僕の夏季休暇はもう1ヶ月以上前に終わったし、中学生の末娘の夏休みももう2週間前に終わった。まだ暑い日は続いているが、夕方になると多少の涼しさを感じる風が吹くし、昼間の日差しにも多少勢いがなくなってきた。秋が進行しているのだ。 そんな9月半ば、…

コブラ

漫画家の寺沢武一さんが亡くなったそうだ。 氏の代表作である「コブラ」は素晴らしく面白い作品だった。しかし、その他の作品を多く読んだこともないのだけど、浅はかな感想としては、やはりコブラと比較してしまい、そこまで面白いとも思わなかった。 ただ…

巨大生物の映画

昨夜は娘と一緒に映画を見に行った。2週間前に公開されて、娘とは「テストが終わったら見に行こう」と楽しみにしていた「巨大鮫が主演を務める作品」だ。 僕は生活全般においての価値基準として「それに金を払うだけの楽しさがあるのか?」ということを重ん…

外で食べるラーメン

もう2週間前のことだが、ラーメンを食べた時のことをこちらに記しておく。 僕の住む町にも、チェーン店の「一蘭」がある。店が出来たのは10年くらい前だったろうか?オープンしてからこの店は大抵いつでも繁盛していて、店の外に列が出来ているのもよく見か…

引っ越すこと

急な話だが転勤が決まった。 サラリーマンであれば会社の命を聞くことが仕事でもあるのだから、それも仕方がない。しかし、現在の住まいを非常に気に入っている事もあれば、何よりも末娘との物理的な距離が離れるのが嫌だった。 …と言っていても、会社を辞め…

夏の終わり

昨日から9月を迎えているのだが、この数日で「夏が終わるね」という意の発言と頻繁に接した。本当にそのことを考えて発せられたものもあれば、単なる時候の挨拶のような大した意味を持たないものもある。 しかし、僕自身はそうした発言に接しながら「正式な…

【夏旅】烏賊という食品の危険性

この旅では美味しいものも沢山食べた。 あっ、今回の記事のタイトルと内容は殆どリンクしていません。タイトルは何週間も前につけていて、それに沿って書くつもりがそんなふうにならなかったのです。さて、閑話休題。 特に下北半島で食べた海産物はどれも安…

気に入った飲食店が閉店すること

今日の昼間に、仲の良い舎弟から送られて来た写真がこれだ。 これが届くまで僕は知らなかったのだけど、この20年近く好きだったラーメン屋が一月前に閉店していたということだ。僕は閉店してから今日までの一月、その事実すら知らずに過ごしていた。 舎弟と…

【夏旅】旅先での「人」の思い出

夏になると観光…もとい、敢行している「18切符旅行」であるが、昨年は大学生になった長男と男二人旅に出掛けた。 昨年の彼との旅では「ネットで見た格安ホテルを予約して、そこに歩いて行ってみるとラブホテルだった…」という香ばしい体験をした。これは福山…

キャベツを食べる

一週間前の日曜日の昼間、久しぶりに外のキャベツ屋さん(一般にはトンカツ屋と呼ぶ店)で、キャベツを思いっきり食べた。 キャベツの千切りという食品自体を僕は好きなので、10日に一度くらいの頻度で袋詰されたやつを買ってきて食べている。 それはたいてい…

「八甲田山」

数日前の土日は、末娘との勉強に加えて遠方よりやって来た舎弟を交えての会食…という楽しい時を過ごした。 この舎弟とは「夏の盆近くで、戦争と平和について考えるに良さそうな時期」を選んでは、この何年も一緒にその時期を過ごしている。そんな訳で、先週…

ふたつの「火垂るの墓」

前回、名作アニメ「火垂るの墓」について記したが、今回はドラマ版について。 僕のうちにはアニメ版だけでなく、ドラマ版のDVDもある。このドラマは既に20年近く前に作られたもので、放送当時はその存在は知っていたが特に火垂るの墓への強い愛着はなかった…

「火垂るの墓」

スタジオジブリによる「火垂るの墓」が公開されたのは僕が中学2年のときのはずだ。ちゃんと調べた訳では無いが、トトロと同時公開だったので中2の時の事だと思っている。 僕のうちは映画を観に行くようなうちでもなかったし、そんなうちで育つものだから僕自…

【夏旅】旅における味覚

旅の途中で「本当に美味しいものに巡り会えるか?」というのは旅を楽しむうえで大きな問題になる。 なかには「イイ風景をみるだけ」とか「まだ乗ったことのない列車の路線に乗るだけ」でも旅を満足する方もいるかと思うが、食い意地の張った僕にとっては旅の…

【夏旅】旅に携行するもの

この夏旅においての反省の一つとして「多くのものを持ちすぎた」ということについて記しておく。 今回は息子と娘の二人と一緒の3人旅だったので、最年長者であり一応は彼らを扶養する立場として僕は少しは旅が快適になることを臨んで支度をしておいた。結論…

【夏旅】旅と帰宅の落差

長い夏休みが終わり、今日からいつもの日常に戻って仕事に出掛けた。昨日は夕方前に自宅に帰り着き、ゆったりダラダラと過ごす…という休日最後の夜を酒も飲まずに過ごした。 旅から自宅に戻るとやはりホッとする。自宅を好きかどうか?は人それぞれなのだけ…

【夏旅】

昨日の昼時に長岡に着いた。 4年前の夏に18切符で只見線に乗ろうとして、南魚沼周辺を移動していた時に2時間くらい長岡で過ごしたことがある。その時は、割りと評判の良い居酒屋に行き刺身などを食べたのだけど、別に不味くもないが特に美味いものでもなかっ…

【夏旅】車内での睡眠

昨日から青春18切符を使っての旅に出ている。昨日は始発で都内を発ち、日本海側を通って北に向かうルートを選んだ。 前夜は結局26時くらいに眠ったがその2時間半後にはウチを出るという早起きだったので、列車が出発するなり皆で直ぐに眠るという塩梅。 車中…

歴史は繰り返す

昨夜から「夏旅」にむけて、長男長女の下宿にやって来てる。二人とも「おおよそ自活」しているので、時間があればバイトに精を出す「一応の苦学生」として頑張っている。 明日は始発で旅に出よう!と張り切っているのだが、旅の前夜である今夜も22時過ぎまで…

成熟した夏

いよいよ8月が始まった。 この夏は、受験生且つ劣等生である末娘との勉強、そして楽器の練習、そしてそれらの隙間で仕事をこなしていると休日なんてほぼ埋まってしまい、夏らしく遊んだ記憶はまだない。花火を見たりもしたが、本当に花火を見るために自転車…

土用丑

7月も間もなく終わる。梅雨が明けてから日差しの強い夏らしいイイ日が続いているのだが、今年は海やプールにまだ行っていないことは、この間こちらにも記したとおり。 そしてウチの日照条件が最悪になっているため土用を迎えたというのに梅を干せずにいる。…

続 2023年の野良紫蘇

紫蘇の自生(?)を見つけて喜んでいたが、同時に心配することもあった。 紫蘇だけでなく周囲の雑草もしっかりと成長していたので、昨年同様、除草作業がそのうちなされるはずだった。去年は7月の10日前後には綺麗に草が刈り取られていたから、もう作業される…

借金に気が付かない馬鹿

身近なものが増税するとなると人は騒ぎ出す。 一部の金持ちとか企業が更に金を溜め込めるようなシステムになり、平民はその道具として使い捨てられることが国の施策で決まった時は大して騒ぎもせず、現在では風邪と同じような扱いになった流行り病のために馬…

夏の終盤戦にむけて

今年はまだ海にもプールにも出掛けていない。そして、水遊びどころか照りつける陽に当たりながら外で過ごすということ自体殆どない。 もうしばらく前のことだが、僕の住む地方の梅雨が明けた。すると、本当にその日を境界線として決めたかのように空気中の湿…

23年の野良紫蘇

今月上旬のことなので、既に3週間ばかり前のことである。通勤途中に「とある建物の隙間」に目をやったら、驚くものを見つけた。 興味のない人には分からないだろうど、虫に食われてボロボロになりながらも、一応元気に成長した紫蘇が生えていたのだ。 この数…

モノホンの虫

僕が住んでるオンボロマンションも数年に一度の外壁工事をやる…とのことで、この夏はなかなか不便な思いをしている。 マンションを包装するかのように建物周囲に布が張られているので、まず日当たりは最悪となった。そして、そんな布が張られているいるもの…

潰れる店

三連休の最終日の夕方、ウチから近くの商業施設に行ったら、とある店が閉店することになっていた。「キッチンストアなんちゃら」というその店は、料理に便利そうなものが色々と置かれていて見ていると楽しい店なので僕は好きだった。 しかし、好きだったから…

宣伝しない映画を見る。

僕はなにかあるとジブリ映画のセリフやらシーンを引き合いに出したり、ジブリの音楽集を自室で聴くこともあるので、相当なジブリ好きだと思う。 しかし、大学生の頃に「紅の豚」を大阪難波の映画館で見てその陳腐さにガックリしてから、ジブリのアニメを映画…

失踪

一週間前に姿を発見したアオムシの腹ペコぶりは凄まじく、山椒の葉が次々に消費されていっている。 このスピードでイカれるとマズいな…なんて思っていたら、ヤツの姿が見当たらない。随分と大きく成長してたので見逃すということもないだろうと思う。 ベラン…

ホルモンという食品の思い出

僕はホルモンのことをよく知らない。 まず、子供の頃にはほとんど食べたことがなかった。僕の育った家庭は外食を極端にしないうちだったので、そもそも僕が子供としての家族と焼肉屋に行ったことはない。焼肉というのは家庭のホットプレートで作るものだとば…