生活

秋の御彼岸

今日は秋分の日で御彼岸だった。 一年前のこの日には東京から友人が遊びにやって来ていて、いよいよ受験勉強も本格化していく長女を含めて3人で楽しく食事を摂っていた。あれからもう一年が経つなんて本当に時の流れは早いものだとも思う。 その夜はおっさん…

引越の後(?)で思うこと

この間の日曜日に引越をして……。と簡単に「引越」のことを口にするが、引越というものは新たな居住地に荷物を運び込んだら終了!なんてものではない。 古い家から荷物を運び出して、新たな家に荷物をぶち込めば一応は引越は完了なのだろうけど、それは引越屋…

沼津という町の印象

よくよく考えると、知らない町で生活を始めるのは13年ぶりのことだった。 細かなことは分からなくても、どのあたりに行けば何があるだろう…というようなことが分かるならば、それは「知らない町」ではない。何か買うにしても東西南北どちらに行くのが正解な…

諦めたら試合終了だよ。

ばたばたとした引越作業が迫る中…というか、引越する日の前日、僕は中学生の娘の運動会を見に行っていた。その様子は数日前にもこちらに記したとおり。 中学校の運動会なんて、特に親が見に行くようなものでもないと思っているし、僕自身も中学生の時に親が…

引越作業

2018年の5月の終わりに引越をした。この時の行先は東京築地で、ここに何年も住むことになるだろうと思っていたら僕の期待とは裏腹に2年も過ぎないうちにこの街を去ることになった。 築地を離れることになるなど思い浮かべていない頃に僕はこのブログを書き始…

引越前夜

引越作業の支度をしつつ、夜になると梱包されていない家財道具を使いながらこの部屋での最後の酒を飲む夜。 明日の夜には新しいウチでの酒が待っているし、それも代わり映えのないいつものような光景が繰り広げられるのだけど、やはり愛着のある部屋を離れる…

引越が近付く

いよいよ明日、僕は3年半住んだウチから引っ越す。転勤はないものだろうと思っていたので、全くの想定外のことだったし、内示から2週間での着任なので時間もなかった。 この2週間は仕事の引継ぎ…というよりも、そもそもの仕事量が多いのでそれらを片付けるこ…

夏休みの楽しい夜

僕の夏季休暇はもう1ヶ月以上前に終わったし、中学生の末娘の夏休みももう2週間前に終わった。まだ暑い日は続いているが、夕方になると多少の涼しさを感じる風が吹くし、昼間の日差しにも多少勢いがなくなってきた。秋が進行しているのだ。 そんな9月半ば、…

引っ越すこと

急な話だが転勤が決まった。 サラリーマンであれば会社の命を聞くことが仕事でもあるのだから、それも仕方がない。しかし、現在の住まいを非常に気に入っている事もあれば、何よりも末娘との物理的な距離が離れるのが嫌だった。 …と言っていても、会社を辞め…

夏の終わり

昨日から9月を迎えているのだが、この数日で「夏が終わるね」という意の発言と頻繁に接した。本当にそのことを考えて発せられたものもあれば、単なる時候の挨拶のような大した意味を持たないものもある。 しかし、僕自身はそうした発言に接しながら「正式な…

【夏旅】烏賊という食品の危険性

この旅では美味しいものも沢山食べた。 あっ、今回の記事のタイトルと内容は殆どリンクしていません。タイトルは何週間も前につけていて、それに沿って書くつもりがそんなふうにならなかったのです。さて、閑話休題。 特に下北半島で食べた海産物はどれも安…

歴史は繰り返す

昨夜から「夏旅」にむけて、長男長女の下宿にやって来てる。二人とも「おおよそ自活」しているので、時間があればバイトに精を出す「一応の苦学生」として頑張っている。 明日は始発で旅に出よう!と張り切っているのだが、旅の前夜である今夜も22時過ぎまで…

成熟した夏

いよいよ8月が始まった。 この夏は、受験生且つ劣等生である末娘との勉強、そして楽器の練習、そしてそれらの隙間で仕事をこなしていると休日なんてほぼ埋まってしまい、夏らしく遊んだ記憶はまだない。花火を見たりもしたが、本当に花火を見るために自転車…

土用丑

7月も間もなく終わる。梅雨が明けてから日差しの強い夏らしいイイ日が続いているのだが、今年は海やプールにまだ行っていないことは、この間こちらにも記したとおり。 そしてウチの日照条件が最悪になっているため土用を迎えたというのに梅を干せずにいる。…

麦を食う

麦について記述するのは久しぶりだし、僕が麦を食べるのも久しぶりのことになる。 平素から僕は「いつでも、ああもう少し金があればなあ…」と望んでいるが、貧乏人だから麦を食う訳ではない。このところどうも体調が万全ではないような気がする事によるもの…

夏の思い出

今日は特に尾瀬のこととか水芭蕉のことを書くのではない。ごく個人的な「夏になると思い出したこと」というか「夏の出来事を思い出させてくれたこと」を記しておく。 今夜は酒を飲まずにさらっとメシを食べてグダグダと過ごしている。特に見るわけでもないの…

23年の半期総括

今日から7月で、今年も半分が終わった。 年々、時間の経過速度は上がっていて、3年くらい前と比べると倍くらいの速度で半年が過ぎたように思うのだけど実際にそんな訳はないので、こう感じるメカニズムについて振り返ってみる。 ■この半年で力を入れたこと …

体をほぐす

昨日、マッサージに行った。 町の安価なチェーン店なのだが、僕の住む町には「本店」と「総本店」があり、僕のウチからは本店の方が近い。だが、過去に何度か2つの店を混同して予約してしまい、わざわざ離れた総本店の方に行かねばならなくなったこともあり…

続 キャパシティ

仕事が忙しく…というより、忙しく仕事をしているのが嫌なので「自己のキャパ見直しを」と記した前回の文章の続きである。 その気になって無理をして平日の作業量を増やしておけば、土日に暇な時間を作ることも出来るのだろう。しかし、僕は無理をする気も毛…

キャパシティ

去年、ラッパとかバンドを再開してから僕の生活もそれなりに変化した。暇な時間が減ったのだ。 楽器を演奏するのは勿論趣味だし、料理とか掃除とか生活を維持することに直結する活動でもないから、純度の高い「遊び」である。ただ、夢中になる遊びなんて簡単…

鰹を食べる

今年度に入ってからだけど、末娘との勉強に勤しむ時間を増やしている。上のガキどもがウチを出て下宿して、それぞれの生活を送っているから残った末娘と過ごす時間が増える…という塩梅であるが、塾に行っても勉強せずに「塾を社交場」のように勘違いする末娘…

気が付くと6月

ゴールデンウィークに長男長女の下宿を訪れて一緒に楽しく過ごしたと思っていたら、もう6月である。いつも思うことだが、時の流れは早い。 5月を振り返ると、このブログに書いたことでは鳥貝を食べた。書いていなかったが、その後も生の殻付きのやつを見付け…

紫蘇の摘芯

ベランダ菜園のことを書く。 暖かくなるとベランダのプランターに植えた植物も元気に育つ。ベランダのですがプランターなんてショボいようにも思うが、僕の日々の生活においては「ベランダプランターあたりが分相応」なのだろう。いつの日か、甲子園球場くら…

雨の中

ゴールデンウィーク最終日のことだ。もう、一週間前のことになる。 行楽日和の続いた今年のゴールデンウィークも最終日の前夜から雨が降り始めた。これはずっと前から天気予報で言われていたことだったし、予報とピタリなので特に驚くことでもなかったのだけ…

旧友と会う

昨日のこと。端午の節句、僕は柏餅を食べたり背の丈を測ったりすることもなく、過ごしていた。 季節感というものは季節行事で感じ取ることも出来るが、僕は朝から農協に出掛けて野菜を買い、食卓で季節を感じ取ることにした。これは全くいつもの生活なので季…

数日分の楽しかったこと

僕にとって「楽しいこと」なんていうものは色々とあるのだけど、そうしたことに没頭していると写真なんて撮っている暇はない。 ならば「写真に残している時は大して楽しくもないのか?」というと、割とその通りでもあり、「写真を撮らせる暇も能えてくれない…

春を迎えられなかったもの

今日は少し気温が下がったが、すっかりと春の盛りも過ぎて季節は初夏へと移ろうとしている。 ベランダ菜園の植物も一応元気に育っているし、それなりに虫もやってきた。春爛漫はとうに過ぎたのだ。そんな中でも僕には「こいつの春は来るのか?出来ればイイ春…

地獄の逃避行

不勉強やら無知を晒すようで恥ずかしくもあるが、僕は「地獄の逃避行」なる映画を知らなかった。 僕の生まれた頃に作られたロードムービーで、アメリカン・ニューシネマと呼ぶには時期的には真っ只中だ。これがそれに当たるのか分からないけど…。 未だ観ても…

新しい学校の……

長女がウチを巣立ち、僕と末娘は二人一緒に勉強する時間を増やしている。 「増やしている」という表現は間違いかも知れない。わりかし馬鹿な末娘は彼女なりに希望する人生設計…それは高校に行って大学にもいきたい!という全く漠然としたようなものなのだけ…

山山葵という植物

タイトルは「ヤマヤマアオイ」と読めるのだけど、そうではない。「ヤマワサビ」と読む。 春の味覚として山葵をこよなく愛する僕がこの「山山葵」に出会ったのは、もう4年くらい前のことだ。ホースラディッシュはその前から食べたことがあったので、細かに言…