2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今日で8月も終わる

8月は鈍行列車の楽しかった思い出を反芻しながら、旅の間に考えたことをもう一度頭の中で整理していたら、あっという間に最終日を迎えていた。ノロノロ列車の思い出が深いのに、過ぎていくのは特急並のスピードだ。酷い残暑はまだ当分続くのだけど、明日から…

【旅の思い出】ホテルに泊まること

18切符を使っての節約旅行ではあるが、旅に出た6日間、全ての夜をホテルで過ごした。野宿をするとかホステルに泊まるというような節約ぶりはなく、贅沢と言えば贅沢な旅だった。夜になっても夏の暑さの治まらない中で、汗を流さずに眠るのも嫌だったし、大分…

鰹節を削る

この夏、鰹節を初めて削った。これまで僕が口にしていたのは削った鰹節を袋に詰めて売っている削節である。それが「鰹削節」なのか「鰹節削節」なのかの差もあるということは、この夏になって知った。これまでは鯖節が加えられていても、そいつで出汁を取れ…

夏の漬物

この夏から紫蘇をプランター栽培するようになったことも作用しているのだけど、このところ「青柴漬」を本当によく食べている。 休日が来ると朝から農協に出掛けて、良質かつ安価な胡瓜や生姜や茗荷を買って来て、青紫蘇と一緒に漬け込むのである。胡瓜のパリ…

トンカツという御馳走

先日のことだがトンカツを食べた。 僕はトンカツという料理を月に1度くらいの頻度で食べている。多い時には月に2度や3度も食べることもある。そのくらいに好きな食物だ。…と言っても、スーパーで出来合い惣菜のトンカツが半額になっているのを見つければ買い…

【旅の思い出】判断力と行動力

大分の夜を楽しく過ごした。友との邂逅、そして彼らの饗しに依るところが全てなのだけど、本当に楽しい夜だった。強かに酒を飲んだこともあり、翌朝の行動もゆっくり。大分駅に向かい次の旅先を決めるのは朝の9時を過ぎてからだった。 これまで大分というと…

【旅の思い出】友と食べる御馳走

この「夏旅」で、僕は大分を訪問した。 大分という場所を訪れるのは十数年ぶりのことである。直近となる十数年前に大分に足を踏み入れたのも、この旅で大分を訪れたのも「同一の友人が大分にいたからこそ」なのだ。 十数年前、僕は東京で働いていた。 その仕…

南瓜の種

少し前に久しぶりに南瓜を食べた。当たり前のように僕は戦中派ではないのだけど、南瓜やら薩摩芋というものをそんなに好まない。…なんて言っておいて、薩摩芋は年に数回買うし、南瓜も年に一度くらいは買っているように思う。いずれの野菜も天婦羅をこしらえ…

【旅の思い出】大分に向かう

今回もこの「夏旅」の思い出を記す。朝から自転車に乗って活発に動き、山陰出雲を堪能した僕は、日本海の海産物といつものウィスキーで楽しい一時を過ごした。出雲に到着して2日目の夜、宿の自室でのことである。 滅多に訪れることもない出雲くんだりまで、…

茄子を食べて思うこと

夏になると食欲不振になる…なんて人もいるそうだ。暑い夏がやって来ると、メシやオカズを食べているよりも冷たいジュースやらデザートを食べたくなる…というのも考えてみれば想像は出来るのだが、実体験としては全く共感出来ない。気温や気候、季節の雰囲気…

【旅の思い出】無花果

この「夏旅」で山陰の町を自転車で走っていた。なにも自転車で走っていた時にだけではではないのだけど、田舎町に行くとちょっとした空地みたいにところとか、畑の片隅とか、時には駅のプラットフォームの外れのあたりに無花果の木が茂っている光景をよく見…

【旅の思い出】日本海の魚

出雲という町には小学生の頃に家族で旅行したことがある。…と言ってみたところで、その当時に何を見たとか何を食べたとかの記憶は本当に曖昧で、父親の運転する車の窓から外を眺めていると住宅の側に防風林みたいな木が立ち並んでいたことを覚えている。しか…

【旅の思い出】田舎町に訪れること

学生時代に住んでいた大阪の街を少しだけ歩いてから、再び鈍行列車に乗り込んで旅を続けた。どこに行こうか?どこに泊まろうかとは決めていない「ぶらり旅」なのだけど、本当に自由に動き回れる事を1番の楽しみにしよう…という意図の旅である。 大阪からは新…

千葉真一先生の訃報

先生の冥福を祈り、こんな時間からではあるけれど、人目を憚るずにタマキンを掻きながら名作を見ることに決めた。

【旅の思い出】大阪という街

始発の鈍行列車に乗って旅に出た。青春18切符を利用しての旅なので移動速度が遅いだけで途中下車も自由だし、なんと言っても料金は安い。そんな旅の途中、と言うか旅の序盤のうちに大阪のとある街に降りてみた。快速列車が京都を離れ、高槻市につくまでに見…

豆を食べる季節

今夜も枝豆を食べている。梅雨が明けてから、枝豆を食べる頻度がぐっと増えた。ゴールデンウィークくらいからスーパーに並び始まる枝豆も夏が深まってくるとグンと安くなる。旬の味を楽しむことを信条としているが、味覚だけではなく財布の具合も重んでいる…

夏が逝く

今日でお盆は終る。送り火の日だ。去年のお盆の時期にもこのブログに書いたが、僕のウチ(生まれ育った実家)は、そりゃもう本当に年中行事を軽んじてきたように思うから「送り火を焚く」風習なんて、体感的にはそんなにない。そして僕が今、住んでいる地方で…

エビフライを作る

昼食にエビフライを作って食べた。先日来、三浦哲郎の「盆土産」読んでからエビフライという料理を愛おしく思っていたことは事実だ。昨日の夜も子供たちと過ごしている時に「盆土産」を音読して聞かせた程だ。しかし、昼御飯にフライを揚げて食べたのにはも…

海老のおぼろ

長女が明日、17歳の誕生日を迎えるので、今夜は子供たちを招いて一緒に夕食を楽しんだ。昨夜のうちに値引きになった魚を買い求め、それらを中心にとした「手巻き寿司」であるが、僕にとって「手巻き寿司という食物」は相当な御馳走だ。実際の費用はともかく…

盆の入りに思うこと

思い出して伯父の蔵書だった鉄腕アトム「ロボット流し」を読む。1年前のお盆の時期にこの作品のことを思い出し、古本屋で探したが見つからず、仕方無しに新品のものを書店で買って来て読んだ。今年、読んでいるのは昨年他界した伯父が持っていたもの。伯父も…

エビフライ

昨日の出来事だが、昼食にエビフライを食べた。スーパーで買って来た出来合いの惣菜で、それほど高価なものではない。しかし、コンビニの弁当等に入っているあからさまな冷凍食品のやつでもない。写真のような親指サイズのものが6つ入って200円ちょっとだっ…

【旅の思い出】思い出す前に…。

「今年の夏の旅」も本当にイイ旅だった。旅の間に考えたことや感じたこと。 それらは「美しかった景色」とか「美味しかった食物「楽しかった友との語らい」「暇な車中で考えさせられたこと」……言い始めたらきりが無いくらいに思い出されるのだけど、そうした…

夏の天気

旅から戻った途端に天気が変わった。丁度、立秋の前と後の時期になるから「さもありなん」ということではあるが、旅に出ていた間が「盛に向かっていく夏の天気」であったことは良かった。戻ってきてからの空気と言うと、もったりと湿度を帯びていて蒸し暑く…

梅干作りの仕上げ

今年は梅雨が明けるのが早かったので、7月のうちに梅を干す作業は終えている。梅についてはあとは時間の経過が熟成を促すので待っておくだけだ。しかし、梅干の副産物として「ゆかり」を作るのも楽しみにしていた。 昨年の梅干作りの際に作ったゆかりはあっ…

旅に出る前に行った支度

昨日までの旅の空の下の夕食とは違い、自宅に戻って本当に旅に出る前と変わらない日常の夕食を摂っている。これはこれでいいものだが、このあたりの比較についてはまた別の機会に…。 さて、今日はタイトルの通り、旅に出る前に支度をしたことについて記す。…

立秋

昨夜、6日ばかりの旅から帰宅した。本当に楽しい旅だった。その余韻が当分覚めないくらいだ。今回の旅については、また落ち着いたらここにも記すことにする。 去年も同じような日程で旅に出ていて、旅先からウチに戻って来てから、残りの夏を謳歌しようと躍…

旅の道具  

今朝から出掛けた旅について、僕が支度したものを記しておく。■衣類 ボタンダウンシャツ3枚※着て行くものを含む パンツ※穿いていくもの含めて4枚 ズボンとベルトは穿いていくもののみ 海パン一枚■文庫本 5冊■歯ブラシとかシャンプーとか■調味料このくらい持…

僕(ら、ではなく「僕」)が旅に出る理由

日本人が旅行に出掛ける頻度は知らないが、旅行については僕は相当に出掛けない方だろうと思っている。日々のちょっとした外出はよくするし、基本的な生活を豊かにする為にはマメに出掛けているのだけど、レジャーとしての旅行には滅多に出掛けない。数年前…

夏の朝の匂い

一年ぶりに始発の列車に乗り込んだ。薄暗いどころか真っ暗な朝のうちから支度をして出掛けることなんて滅多にない。しかし、この夏は割と早くに目を覚まして、朝の匂いを嗅ぐ事も何度かあった。おっさんになってくると早寝早起きになってくると言うのは真実…